2003.10.26 小リベンジ完了!
*** 徹夜はきついです。 *** 

 10月25日、26日は愛媛県民投げ釣り教室&我クラブの名人戦である。
数日前、「I丸さん、25日はどこに行くん?」の携帯メールに返事をする。「決まっとるやろ。リベンジよ。」ということで、今回のポイントは怒和島。理由は、2週間前の釣行でN崎君のDランク真鯛2連発に、ビックリさせられたと同時に長年の経験の差に感心させられ、その時すでに次回のポイントも決めていたからだ。

 我クラブ名人戦の参加者は6人。オープン参加者が1人。そして、審査基準は2魚種以上の合計長寸対決。スズキやマゴチなどの60cm級魚を加えた者が優勝ラインとみるが、今回、メインで狙う真鯛プラスαなら圏外ではない。いろいろと想定しながら用意した餌は本虫、タイ虫、塩イワシである。

 今回、一緒に釣行するI城君と25日9時発のフェリーに乗船し、怒和島には昼前に到着する。弁当をゆっくりと食べてから仕掛けの準備にとりかかる。1本目の竿に昼間用の仕掛けを装着し、本虫餌で投入するとすぐにアタリが出る。クルクル回りながら上がってくるのは磯ベラで、こいつに用は無いので放流する。狙いのキュウセンベラは、磯ベラ5匹に1匹程度混じるがサイズが今一つでいわゆるランク物は釣れない。

 2本目の竿には塩イワシを付けて投入してある。今回は飛距離が必要なため、特製のゼンゴシャトルに塩イワシを格納し、前回の釣行で把握した沖合い70mのシモリ周りを集中的に攻める。この仕掛けに茶色い奴などがきてくれれば後の展開がぐっと楽になるのだが・・・。などと皮算用をしながら竿先を見ているとコツコツとアタリが出る。充分待ってから巻き上げにかかると重いだけで締め込みは感じない。上がってきたのは良型のホゴ。やはりシモリ周りに仕掛けは入っているようだ。しばらくして同じようなアタリが出て、これもホゴで先ほどのよりひと回り大きく、ランクに届いているかと思ったがサイズは27cm。残念である。

干潮の潮止まりから満ち潮に変わった16時頃、本虫餌の竿から「ジャー。」と糸が出る。ベラなどとは違うアタリである。しばらく待っても次のアタリが無いのでアワセを入れて巻き上げると時々締め込みを感じる。海面に浮いた魚は茶色で、よく見るとカレイである。抜き上げて検寸してみると31cm。サイズ的には満足できないが、とりあえず1魚種ゲットである。

 17時には3本全ての竿にタイ虫を付けて投入する。N崎君が前回釣った真鯛も17時10分だったので期待しながら竿先に集中する。そして、だいぶ薄暗くなってきた18時頃、I城君の竿先にコツンとした小アタリのあと「ジャー。」とドラグの音がする。アワセを入れると同時に竿先がかなり曲がっている。タモ網を持って構えていると銀色の魚が見えてきた。クロダイである。一応タモ網で掬い検寸してみると40cmを少し切っている。「色が違うのお。」とI城君は不満そうである。

そして陽もとっぷりと暮れた18時30分。私の竿先のケミホタルが10cm程おじぎする。ドラグが出る音はしない。少し待っていると再度小さくケミホタルが揺れたため魚は乗ったようだ。アナゴのアタリにも似ているようだが・・・。と思いながらアワセを入れる。グンとした感触で重みが伝わっきた。巻き始めると時々頭を振っている。途中、2回ほど根に掛かりながらも足元まで寄ってきたので海面をヘッドランプで照らすと、赤い魚が見えた。I城君も「赤じゃ。」と言っている。そしてI城君の差し出すタモ網に入ったのは真鯛。サイズは44cmといったところであるが、狙いの真鯛が釣れたのでやはり嬉しい。2魚種ゲットであとはサイズアップを狙うのみだ。

他の釣り場に散らばっているクラブ員の情報を聞くと、高知へ遠征した会長&N崎コンビはコロダイやらヘダイを連発しているようで一躍優勝候補である。内海村で勝負しているタフネス&瀬戸風コンビは正体不明魚に手を焼いているようである。また、子供と島へ行ったN矢一家は激流とおじゃま虫に苦戦を強いられているとのこと。こちらもまだまだ地合が終わったわけではない。赤の親を連れて来いと念じながら手返しを続ける。

 19時20分。I城君のケミホタルがグズグズと揺れている。I城君は長者(ヘビやアナゴ)が嫌いで「いやなアタリやなあ。」と言っている。しばらくほっておいてから竿を巻き上げにかかる。「重いだけじゃ。」と言っているので私も「極太アナゴじゃろなあ。」と思いながら見ていると、途中になって「首振りよる。コンコンきよる。」と言い出した。タモ網を持って構えていると海中に赤い魚が見えた。良型の真鯛である。頭から掬って波止に上げてからI城君と「よかったなあ。」と握手。サイズは50cmを切っていたが瀬戸内のきれいな奴で刺身で食べるのには丁度いいサイズである。

天気も上々で、狙いの魚もそれぞれ釣ることが出来、満足感が漂う中2人ともサイズアップを狙って手返しを続ける。しかし、期待した満潮前後にI城君の竿に1度アタリが出るがこれは針はずれで獲物を逃す。一方、私の竿先にはアタリらしきものは無く、腹も減ったので持参のコンロで鍋焼きうどんを作る。冷えた体が中から温もってくる。こらからの時期の釣行にはかなりの重宝ものである。

その後、少し休憩しながら朝まずめの干潮前後に勝負をかけるも、5時30分と45分の2度、ドラグを鳴らすアタリが出るが、針に乗らず非常に悔しい思いをする。I城君も起きてきて熱心に竿を振ったが音無しで6時に納竿とした。

検寸会場でクラブ員と落ち合うと、やはり高知組がダントツで最近好調の会長がコロダイとキビレ、N崎君がコロダイとヘダイを釣っている。朝片までさっぱりだったN矢君もベラのランク物とエソなどを釣っており、内海村組もなんだかんだと獲物を釣っており、瀬戸庵氏の真鯛の腹には驚かされた。
(結果はクラブの釣果・大会報告を参照。)
今回の釣行で、完全リベンジは果たせなかったが私にも同行者にも狙っていた魚が釣れたので小リベンジといったところか。今シーズンはもう怒和島に釣行することは無いが、前回と今回の釣行で身をもってかなりの情報を仕入れることができた。来年のシーズンに再度釣行して完全リベンジを果たしたいものである。  


 

魚種 長寸 匹数
マダイ 45.7拓
マコガレイ 31.5拓
カサゴ 27、24
ベラ 塩焼き
タックル等(真鯛)
竿 シマノ スピンパワー425AX-T
リール シマノパワーエアロ10000
道糸 ナイロン5号
遊動L型天秤33号
ハリス 7号
タイ針12号1本針仕掛け
エサ タイ虫