2003.6.15 全日キス延長戦の巻!
*** ベラ自己記録更新 ***
四国地方も梅雨に入りぐずついた天候が続いている。6月15日は全日本サーフの2大イベントの1つ、キス釣り大会である。私はキス釣りはあまり得意でなく(釣行していないと言ったほうが正解か)、大物申請も2年前のBランク1匹のままで昨年はランク物はおろかキスの顔さえあまり見てないような気がする。大物キスのアタリや引きを経験したことがないのである。
雨が降り続いている6月15日のAM0時過ぎ、2台の車に2人ずつ分乗して受付会場の大洲へ向けて車を走らせる。今回、我がクラブからの参加者は私も含めて4人である。約40分で受付会場に到着し、受付を済ませ出発順位となるクジを引くと結果は7番。私も他のメンバーもいたって冷静である。なぜかというと今回の作戦は渡船を利用して九島への釣行を計画しているからである。九島へフェリーを利用して釣行していたのでは釣る時間がないため行きは渡船、帰りはフェリーを利用するのであるが、審査時間(11時から11時30分)を考慮するとAM8時20分のフェリーに乗らなければならないこととなる。でもそれは大物が釣れていたらというのが前提、他のメンバーともそのあたりは打ち合わせ済みで、大した物が釣れなかったら延長戦を行うことも決めている。
AM2時30分頃には渡船が出船する宇和島港に到着し、1時間程待機すると渡船がやってきた。カッパを着込んで乗り込み、約10分で九島の目的のポイントに到着し、2人ずつ二手に分かれて荷物を降ろす。雨は小降りになったものの降り続いている。それでも夜明け前の好地合を逃すまいと大急ぎで仕掛けの準備に取り掛かる。2本針仕掛けに本虫と青虫を付けて3本の竿を右へ左へ投げ分け、一息ついたのはAM4時であった。
釣り場の状況は足元から沖へ向かって潮が出ており、水深は15m程度はありそうだ。そして東の空がやや白々としてきた。期待のコ゜ールデンタイムに突入したが緩めたドラグは無言のままである。「この時間帯に食わないかんのじゃけどなあ。」とN崎君は言っている。3投程した頃、やっと海中からのシグナルが届く。短く「ジャッ。」とドラグの滑る音がしたのはN崎君の竿で、「大キスやったらもっと糸が出るんやけどなあ。」と言いながらアワセを入れると竿先が曲がっているがキスとは違うらしい。そのとおり上がってきたのはホゴ。その後しばらくはアタリがあったりなかったりした釣れてくるのはホゴ。ホゴ。ホゴ。そんなに根があるとも思えない海底の状況だがホゴはたくさん居るようである。
かなり明るくなってきたAM5時過ぎ、私の竿先にピクピクと小さなアタリが出る。竿を手に取って道糸を出してみるとスーと道糸が張ったので軽くアワセを入れる。ホゴとは違う重みが手元に伝わる。そのままリールを巻くと本日初のキスがお目見えしたがサイズは20cm程度。この頃からホゴに混じってキスがポロポロと混じるようになってきた。そのうちまたもや小さなアタリが出たのが横目に入る。「またホゴかいな。」と思いながらしばらく待ってアワセを入れると今度もホゴとは違った重みである。「これはキスかな。」と思いながリールを巻いていると海中に良型のキスが見えてきた。N崎君も「今度はバッチに乗った?」と聞いていたため件寸すると26cm丁度くらいであった。
AM7時30分時点での4人の釣れ具合は、数はそこそこ釣れてはいるがこれといった大物は出ていない。私の26cmのキスとN矢君がランク切れのキスを釣っているのがめぼしいところ。件寸会場に行くのであればそろそろ撤収の準備をしなければならないが、皆の意見は一致する。大会ではあるがせっかく遠方まで渡船も利用して来ているので納得のいく釣りをしたいとのこと。ここで2時間の延長戦が決定する。
空模様は雨も上がって太陽の光もうっすらと見えてきた。時間はAM7時50分頃、たるめていた道糸がピーンと張っていた竿にアワセを入れてみると根掛かりしている。何度かしゃくってもはずれないため竿と道糸を一直線にして引っ張ると針は切れたようだがやけに重い。リールを巻いてくると海中に白っぽい魚が見えてきた。よく見ると良型のベラで抜き上げて件寸してみると26.5cm程度で幅広の見事な青ベラであった。仕掛けを見るとラッキーなことに下針は切れており、上針に魚は掛かっていた。天気が悪いのでベラにはあまり期待していなかったため、よけいに嬉しい。その後、AM9時30分頃にクンクンとアタリが出て釣れ上がってきたのはまたもや良型の青ベラ。これも実寸で26cmに乗っていた。
途中でポイントを変わったN崎君はキスのバッチは釣れなかったかわりにAランクのマコガレイやベラ、ホゴなどをたくさん釣っている。N矢君も根掛かりに苦戦しながら型揃いのキスやホゴを釣ったとのこと。また、N口君も納竿間際に27.5cmのキスを釣っている。こうしてみると2時間の延長戦は大正解であった。
今回は大会の件寸台に魚を乗せることはできなかったがまずまずの結果であったといえる。その反面、限られた時間で狙いの大物を釣ることの難しさも感じた釣行であった。また、こういった大会は一発勝負で宝くじの一等を引くような釣りであるが、逆に皆にチャンスがあり、かなり童心に戻ってワクワクできるので今後も参加したいものである。
| 魚種 | 長寸 | 匹数 |
| キス | 27.3拓 | 1 |
| キュウセンベラ | 27.6拓 | 1 |
| キュウセンベラ | 27.4拓 | 1 |
| タックル等(キス・ベラ) | |
| 竿 | シマノ スピンパワー425AX-T |
| リール | シマノパワーエアロ10000 |
| 道糸 | ナイロン5号 |
| 錘 | 遊動L型天秤20号 |
| ハリス | 5号 |
| 針 | 三越うなぎ13号2本針仕掛け |
| エサ | 本虫、青虫 |