2002.07.19 高知の天気は半端じゃないぜよ!
*** コロダイ、ヘダイ初ゲット ***
梅雨前線の動きが気になる7月18日。「しましまと点々をやりに行きましょや。」と誘われたN崎君とともに高知県の奈半利を目指す。待ちあわせ場所から出発したPM2:30分時点から雨が降りはじめ、高知の南国インターを出た頃から本降りとなる。その後、安芸市を通りかかった頃には高速ワイパーにしないと前が見えないくらいの豪雨に見舞われる。話には聞いていたが、高知の雨は半端じゃない。車の中では「この雨では釣りにならんやろ。」という雰囲気が漂う。それでも2人とも「やめようか。」という言葉を飲み込みながら目的地を目指す。そのうち雨は小降りになってきた。間もなく奈半利の港に到着し、カッパを着込んで渡船にて一文字へ向かう。約7、8分で到着し荷物を降ろしたのはPM6時過ぎ、汗だくになりながら早速2人で10本の竿を並べる。 本日の仕掛けは、大物狙いのためハリスは7号1ヒロに丸セイゴの17号の1本針仕掛け。エサは本虫、タイ虫、本コウジを用意した。
私は初めてのポイントであるため、ここには通い慣れているN崎君にいろいろ教えてもらいながら言われた方向、距離に仕掛けを投入する。だいぶん暗くなってきた、PM7:20分。「ウイーン。」というリールのドラグが滑る音がする。「I丸さんの竿じゃ。」というN崎君の声で私の竿を見ると竿先が動いている。ドラグを締めてアワセをいれると魚はのったようだ。時々軽い締め込みを感じながら巻き上げると銀色の魚が見えてきた。クロダイかとも思ったが、タモにおさまったのはコウジに食ってきたヘダイ。私はヘダイを釣ったのは初めてだ。検寸すると42cm程度、バッチ級を釣ったことで一息つく。
その後は心配していた雨も降ったり止んだりで、なんとか大丈夫そうである。一方のN崎君はコロダイ、コトヒキ、ニベ、シマイサキをぼつぼつながら釣り上げる。私にも小さなアタリでバッチ切れのニベやシマイサキが釣れる。N崎君いわく「ここはだいたい10時頃からがええんよ。食いがたったら忙しくなるよ。」 の言葉を信じてダイエットスーツ?(雨カッパ)で汗だくになりながら打ち返しを続ける。
雲も切れて月がぼんやりと見え出したPM10:30分。私がやや離れた場所へ仕掛けを投入していた時にまたもや「ウィーーーン。」と先程のヘダイの時より長くドラグが滑る音がする。「I丸さんのじゃ。」という声で竿立ての場所まで猛ダッシュ。竿を手に取ってドラグを締めて大アワセ、しかしスカッ?糸フケが出ている。どうやら魚は手前に走ったようだ。糸を巻き取って再度アワセをいれるとグーンといった感じで魚がのった。巻き上げにかかるとグングングーンと走ろうとする。これはスズキの大物かと思いながら、リールを逆転しながら締め込みに耐える。N崎君は落としタモを構えて、階段の下の取り込みやすいところへ降りていく。じわじわと寄せてきたが私には魚が見えない。その時N崎君が「コロじゃ。でかい。」と叫ぶ声がする。「I丸さん、もっと手前に寄せて。」の声で道糸をN崎君がつかめるように後ろへ下がる。間もなく「I丸さん。やったですねえ。」といいながらタモに入った魚とともにN崎君が階段を上がってきた。初めて見る乳白色に点々模様のついた、まさしくコロダイだ。「これは60はあるよ。おめでとやんした。」とN崎君とガッチリ握手。検寸すると62cm。天気は悪いが大物が釣れてホクホクだ。きっちり絞めてクーラーに納める。
お次はN崎君の番だ。PM11:30分。N崎君の竿がゆっくり押さえ込まれたと同時にドラグが滑りながら竿尻が浮き上がる。ガッチリ合わせグイグイ巻き上げる。そのうち暗闇の海面に白い魚が浮いてきた。「大したことないわい。」とN崎君は冷静である。「I丸さん。竿持っといてや。」と言って慣れた手つきで落としタモでフィニッシュ。これは52cmのコロダイだった。
その後は雨足が強くなり灯台のわずかなひさしの下で無駄話をしながら時間を過ごす。そしてAM1:30分。雨が上がったため、エサを付け替えて投入してすぐの竿のリールがまたしても「ウイーン。」とうなる。ガッチリ合わすと、首を振りながら抵抗する。時々グングンと締め込みもくる。上がってきたのは最初に釣ったのよりひと回り大きい銀色も美しいヘダイ。これは本虫に食いついていた。検寸すると45cm程度であった。
そして朝まづめまであと1時間といったところのAM3時頃から急にビュービューと強風が吹き始める。竿を振るどころか、立っていても危険を感じる状態に。波止の外側の海には早くも白波が立ち始めた。ここは瀬戸内海ではない、太平洋だ。釣りどころではない。「なめたらいかんぜよ。」と高知の海が言っているようだ。「N崎君。これはしゃれにならんけん、片付けよや。」とおもわず口に出る。N崎君も「はよ片付けて渡船を呼びましょう。」と意見も一致し急いで道具を片付ける。そして2回目の電話で起きてくれた渡船が迎えにきてくれ無事撤収。
豪雨、小雨、月が見えたり、そして大風、高知の男性的な天候に翻弄された釣行だったが、初めてのポイントとしての釣果は上出来だと思う。それもこれも「あそこから、あのへんに打っとうみ。」と色々教えてくれたN崎君のおかげだ。
| 魚種 | 長寸 | 匹数 |
| コロダイ | 61.5拓 | 1 |
| ヘダイ | 46.5拓 | 1 |
| ヘダイ | 43.3拓 | 1 |