2001.11.16 40cmオーバーは殺気のない竿に
*** 4シーズンぶりに・・・ ***

 ここ3シーズンは拓寸でも40cmにのるカレイを釣っていない。37〜8cmまでは釣れるのだが、なかなか40cmにのってくれないのだ。納得のいくポイントで納得のいく潮で釣ってないこともあるが・・・。
 
 今シーズンに入ってカレイ狙いも6回目、先週(11月11日)も釣島でN崎君と共に完封負けを喫し、野忽那島で出た40cm級カレイを見せ付けられ、このままではストレスが溜まる一方だ。なんとかせねばと、じっくりと作戦を練った結果、今回のポイントは時期的にも過去のデータからも40cmオーバーのカレイが釣れる確立の高い興居島の北東側の岩場と決める。
 今回の同行もリベンジを誓うN崎君。AM5時30分に黒岩渡船基地で待ち合わせ。既にN崎君の車は到着している。やる気が伝わってくる。ほどなく船長も現れAM6時に出船。約20分でポイントへ到着する。私は勝手知ったるポイントであるが、N崎君ははじめてとのこと。さっそく2手にわかれて仕掛けの準備に取り掛かる。

 準備ができた竿から順々に遠中近と投げ込む。愛用の並継ぎ竿3本は全て1本針仕様でエサは本虫、Sコウジ、ユムシ。残り1本の振り出し竿は一応カワハギ狙いで小さめの2本針仕様とし、本虫エサで比較的近いポイントへ投げ込む。 ただ、この時点ではこの1本の竿がとんでもないことをやらかしてくれるとは思いもしなかった・・・。
  本日は大潮、満潮はAM10時頃、現在の時刻は7時、潮は左方向へかなり流れている。
このポイントは、過去の経験から満ち潮が右沖方向へ流れ出した時が地合となる。2投程してみたところエサ取りもさほどでない。様子を見に来たN崎君も同様とのこと。

 そして、2人でグジャグジャと話をしていたAM7時20分。その時がやってきた。私は振り返ってN崎君の方へ向かって話をしていたため竿先から目を離していた。するとN崎君が叫んだ。「おおー。I丸さん、入った入ったー。」振り向くと、私は気にも留めてなかったカワハギ狙いの竿が再度、グワンと20cmほど入ったのが目に入る。PEラインであるため派手すぎるアタリだ。
すかさず竿を手に取って様子を見る。すると手元までグンとした引きを2度程感じる。魚は完全に針にのっている様子だ。少々待ってアワセを入れると、ズズンと魚がのった感触が手元に伝わってきた。「I丸さん、のった?」とN崎君。「うん、のった。」と答えながらリールを巻く手にも力が入る。比較的近投だったため程なく魚は寄ってくるが、途中でそれほど締め込みは来ない。しかし、仕掛けは浮いてこない。そして、釣り場の手前10メートルぐらいになって獲物は下へ潜ろうとしてきた。この時点でカレイだと確信する。そのままリールを巻き続けると水面下2mくらいを茶色の平たい魚がスーッと寄ってきた。やはりカレイだ。一目で良型だと確認できたが、ここで弱気になって巻く手を止めることはできない。手前の磯に突っこまれるとやっかいだ。そこで巻いてきた勢いで一気に釣り場の一段下の岩場に抜き上げる。そして再度、足元の安全な場所へと抜き上げた。そして、横たわった魚体を見て2人ともギョッとなる。幅広のマコガレイだ。手尺で2回分ある。「I丸さん、これ40にのっとんじゃないん。計ってみんけん。」ということで、クーラーについているメジャーで計ってみると40cmを超えている。42cmに届いている。「I丸さん、やったなあ。よかったなあ。」と、わが事のように喜んでくれるN崎君と握手。そして釣ったカレイをよーく見ると2本針の上針がカレイの唇に掛かっている。それは、ハリス4号にウナギ針12号を結んだ仕掛けであった。そして、エサは3cmくらいの本虫を付けたもの。「よく、抜けなかったなあ。」と心の中で思いながらも、改めて安堵の気持ちと4シーズン振りに40cmオーバーのカレイを釣った感激がジワジワと沸いてくる。我にかえって海を見ると、左に流れていた潮が丁度右方向へ流れ始めていた。やっぱりデータどおりだ。この潮だと再認識する。
 しかし、太仕掛けにタバコサイズの本虫を付けてビュンビュン投げても釣れなかったのに、こんなので釣れるとは・・・。
 ところでN崎君は、「ええもん見せてもらいました。今が地合みたいですね。」と自分の釣り場へ戻る途中バランスを崩して下半身の海水浴?をするはめに。
 この調子だと、満潮の潮止まり前後にも何枚か上がるのではないかと期待をしたが見事に裏切られる。まだ、本格的に浅場に寄ってきてないような感じがする。ただ、引き潮になって強烈なアタリが2回とチヌらしきアタリが2回あったが、巻き上げ途中でバラシたり、竿が飛ばされて針に乗らなかったりで、早くにカレイを釣った油断と腕の未熟さが災いしてしまった。
 結局、PM2時30分まで粘ったが迎えの渡船の時間となったため納竿とする。
 しかし、4シーズン振りの40cmオーバーのカレイ。全く殺気のない竿に釣れてくれた。
これだからやめられません、投げ釣りは。

魚種 長寸 匹数
マコガレイ 42.7実