第四回忌録「粛正の劫火」


 前回のクエストで新たな獲物を獲得し、意気揚々と街に引き上げたトーマスたち。
 戻るなり彼らを待っていたのは、黒いローブの男に家を乗っ取られてしまったマーキア婆さんからの逆地上げ依頼でした。
 今回もライトクロスの同行は当然とし(またかよ)、ティナと一度も仲間に入れていなかったクルミの三名を連れて行くことにしましょうか。

 マーキア「なんなんだいあんたら! あたしは三人で来いって言ったんだよ! 人の話を全然聞いちゃいないね!!」

 このいけすかないババアに今すぐバルサミナを(以下削除)



 しかたがないのでクルミを置いて家の中へ。外にいたはずのマーキア婆さんが、なぜか階段の前に立っています。「勝手に入ってくるな、出て行け」とお怒りのご様子。

 ティナ「怪しいわ。少し揺さぶってみるわね。」

 お前は成歩堂弁護士か!!!

 成歩堂に勝るとも劣らぬ、盗賊団仕込みの巧みなツッコミが光ります。誘導尋問に動揺したローブの男は変身を解き、大ネズミをけしかけて逃げていってしまいました。

 後を追って二階へ上ってみると、奴め、こしゃくなことに隠し階段のヒモに封印の術をかけています。屋根裏へ逃げたのがバレバレです。
 早速セリエを連れて来て解呪を依頼し、屋根裏へ。敵は既にどこかへ隠れてしまっていますが、おかしなことに全てを見ていたはずのジグが何を聞いても答えてくれません。いっこく堂を連れてこないと証言しないつもりでしょうか(どう考えても違います)



 再度階下へ降りてみると、一階にも異変が発生していました。ガスクラウドらしき黒い煙が暖炉の中に充満しています。奥に何か落ちているようですが、不用意に手を出すと危険ですね。
 ライトクロスに風魔法でガスクラウドを吹き飛ばしてもらうと、そこに現れたのは……なんと、ひっくり返っている本物のジグの姿でした。

 生き証人がここにいる以上、やはり屋根裏のジグは偽者と見て間違いないようです。屋根裏の人形を一階へ持ってきたトーマス、それをいきなり暖炉の中に突っ込みました。

 ライトクロス「君もなかなか恐ろしいことを考えるな……」

 お前にだけは言われたくありません。


 またしても大活躍のシルバに火の玉でいぶりだされた「ローブの男」こと、魔物・レイス。
 彼はどうやら偶然婆さんに呼びつけられてしまった気の毒な奴のようですが、おとなしく帰ってくれそうにありません。
 苦戦しながらも撃退すると、ジグがお礼にラピッドオーブというお守りを譲ってくれました。

 ……いい奴です。バルサミナで家ごと吹き飛ばさないで本当によかった。(ホロリ)


 (おまけ)偽ジグの火あぶりをクルミに任せた場合の一言

 「変身するのはいいけど、相手の選び方が悪かったよね。
  頭わるいね!……って、わたしに言われちゃオシマイだよ!」


 この潔さをライトクロス君にも見習ってもらいたいものです。

■■■■■■■■■■■■■目的「ローブの男を追い出す」■■■■■■■■■■■■■
特技別最短攻略メンバー:シルバ(口達者・火の玉)+  
        ラルク(風・解呪)  
戦闘必須参加(大ネズミ):特技「口達者」(ティナ/シルバ)
ボス戦必須参加(レイス):特技「火の玉」(クルミ/シルバ)

※一階の机に忍文字で書かれた本があるが、解読しなくてもクリア可能。




 一仕事終えて帰宅したトーマス。すると、なんと彼の元に友達が訪ねてきました。
 このゲームにしては随分と凝ったイベントの始まり方です(←酷い事を)。一体どんなことが起きるのでしょうか。

 シルバ「よう! ちょっとたき火のところまで来てくれないか?」

 どうやら彼は焼きイモをしていたようです。たき火の中のイモをつつきながら、シルバはのんきそうに話し始めました。

 シルバ「オイラさ、最近トーマスと冒険に出るのが楽しくなってきたんだわ。初めはただの頼りない奴かと思ってたけど、ちょっと見直したぞ。お前って結構すごいんだな!」

 これはもしかして ラブラブ 友情イベントですか?

 お任せやイベントクリア時の同行が多かったため、いつのまにかトーマスはシルバとだいぶ仲良しになっていたようです。……なるほど、友情度の高い仲間とはこんなお楽しみがあるわけですね。フフ……(←何を考えているかがバレバレですが)



 新しい冒険を求めてト−マスは再び街へ。たまたま行き合った兵士が、興味深い話を聞かせてくれました。
 昔、リズの街を魔物から救った4人の勇士。彼らが友情を誓い合った「誓いの石碑」と呼ばれる石版が、なんと今でも街の外、リムリッド砦の跡地に残っているのだそうです。

 それは是非見に行かなければ、と大いにハッスルなトーマス、および強制連行決定のライトクロス、およびその他2名(←だんだんと扱いが粗略になって来ているのは気のせいですか)は、石碑を見るため、街の外へ出る抜け道を探すことになりました。

 「チャンク団が、下水道の抜け道から自由に外へ出入りしていたようだ」という情報を頼りに再度下水道へ潜入。すると、ナルシスソードが置かれていた部屋の突き当たりに、フェアリーの姿がありました。

 なんかこういう展開前にもありませんでしたか。

 デミに頼んで通訳をお願いしたところ、抜け道はまだ壁の向こうに残っているようです。しかし、壁は完全にふさがれていて、その先に行くことはできない様子。

 なんかこういう展開前にもありませんでしたか。(繰り返すな)

 (ゲンナリしながら)前に快くバルサミナを譲ってくれた旅人の方を訪ねると、残念ながらもう残っていないとのこと。そうですよネ! やっぱり他の手を考えるしかありませんよネ!!

 ……と思っていたら、なんとシスターのリサさんが全く同じものを持っています(灯)。
 綺麗なので爆弾だと知らずにプレゼントした男性がいたようですが、彼女はそれを何の躊躇もなく譲ってくれました。女は残酷です。



 さて、繰り返しますが、バルサミナは人間の怒りに反応する爆弾です。

 ライトクロス「あとは君をののしるだけだな。安心したまえ。君の犠牲は決して無駄にしないよ。」

  心の恋人 親友にまで良いように言われて既に瀕死のトーマスは、バルサミナを爆発させるため、再びティナの罵詈雑言に耐える羽目になってしまいました。
 がんばれトーマス! 前回の悪口だって、本郷猛のコスプレと間違われるよりはまだマシだったじゃないか!! さあ、ここが男のド根性の見せ所だ!!

 ティナ「ええっ!? ただでさえ傷ついてるトーマスにこれ以上悪口を言うなんてイヤよ、他の人がやってよ!」

 ティナも嫌がっています。友人の悪口を面と向かって言うのはやはり気が進まないのでしょう。

 ティナ「だいたい貴方たちが気の利いた悪口ひとつも考え付かない頭だからアタシがいっつも汚れ役を引き受ける羽目になるんじゃないの! そもそも今時の若者に『真っ赤なスカーフ』なんてネタが通用するわけないでしょうがこん畜生があァァァ!!!!!


 爆発。

 (※セリフはゲーム中のものとは一部異なります)


 こんな目に遭ってもきちんと友情度を上げてくれる君たちが大好きです。



 尊い犠牲によって切り開くことが出来た新たな通路の小部屋には、いかにも重大なものが入っていそうな宝箱がひとつ。
 プレイヤー譲りの意地汚さを遺憾なく発揮して宝箱を開けるトーマス。その中には、カードのような形をした紙片が入っていました。
 なんでしょうかこの紙は。「バカが見る」とでも書いてあるんじゃないでしょうね。ふざけるな誰がバカだバカって言ったやつは10倍バカだ(←自分と同じレベルでものを考えないように)

 実際に中に入っていたのは「テシュロンカード」という魔法のカードと、その使い方を記した説明書きでした。
 このカードはなんと持って念じただけで、心に描いた人間を呼び寄せることができる力を持っているのだそうです。これまでは友達を冒険に誘う際、彼らのいるところまでわざわざ出向かなければなりませんでしたが、これを使えば仲間をいつでも家の前まで呼び出すことができるわけですね。

 呼び出した仲間が食事中だったり就寝中だったり入浴中だったりしたら大変なことに(以下自主規制)

 同行していたライトクロスが「このカードは君が持っていてくれたまえ」と言ってくれました。いい覚悟ですね。いずれ彼を自分無しでは出歩けない身体にする心づもりのトーマスを、彼はまだよくわかっていないようです。



 小部屋の隅にあった階段を上ってみると、そこはなんと城壁の外。遂に街を出ることができました。
 問題の石碑は……ああ、ありました。文句の付けどころもない死角にひっそりと建てられています。見つけそびれて思わず街へ戻ってしまいましたよコンチキショウ

 ライトクロス「私たちも、いずれは伝説の4人のように、誓いを交わし合いたいものだな」

 かつてここで永遠の友情を誓ったという、四人の勇士たちにつかの間の思いを馳せるトーマスたち。彼らにも、変わらぬ友情で結ばれる日が、いつかやってくるのでしょうか。

 まあ、若干一名は変わらぬ友情どころかひざまずかせて永遠の愛を誓わせ(←いい加減にしてください)


■■■■目的「誓いの石碑を見に行く/街の抜け道を捜す/遺跡の壁を壊す」■■■■
特技別最短攻略メンバー:クルミデミ(フェアリー語)+
         ティナシルバ(口達者)

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Kaiketsudoh Honpo: Shigen Harubara (Storekeeper)
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