──第六日目(クリス編三章開始〜終了)
お見舞いという名のハーレム、部下とのデート、37歳の妻帯者と駆け落ちと、乙女の皆さんにはたまらない展開が目白押しだった前章。
ところが三章では、おっさんと二人きりの逃避行ではさすがに間が持たないと思ったのか(失礼な)、最初に訪れたダッククランの入口で、早くも新しい仲間が二名入ります。ゼクセンの森にいたイケメン正義小僧のフレッドと、その付き人のリコ。確か悪の芽を追って北へ行くとか言ってましたが、彼らの内部では東を北と呼ぶのが流行っているのでしょうか。 ところで、やっぱりフレッドはマクシミリアンの孫でしたね。……そうか、お祖父様はとうとうお亡くなりになられましたか。しゃかりきジジイも時の流れには逆らえないのですね。(涙) さらにガイドとして、やたらカッコイイ名前のアヒル2名(そのくせ名前を忘却)を現地スカウト。いきなりレベルが42とは。あなどれないアヒル共です。 「チシャの村までなら2000ポッチだな」なんて言ってる両名を素直にチシャまで同行させるわけもなく、即座にカレリアへ直行。やっぱり山道のゴーレムは、武器攻撃で倒すのが面倒です。 そういえば、コックの女の子が捜していたのはチャーハンではなくカニパンチ丼でした。ゴハンものであるということしか共通していないうろ覚えっぷりに我ながら脱帽です。 カレリアでは2名の108星候補を発見。 1名は宿屋の2階でテンパっていた、貴族姿に仮面の方でした。いくら当方が覆面の怪傑萌えだからといっても、これはちょっと範疇外です。 劇を上演するため、男性3名・女性2名・子供1名のパーティを捜しているらしい彼。残念ながら、男性2名・女性2名・アヒル2名のクリス一行では役不足のようです。くっ、せめてルイスがいれば(アヒルはどうするのか)。 そして、もう1名は交易所の中にいました。 マイク「やあ、待っていましたよ。」 さ、最高に好みのタイプのイケメンメガネが!!!!(興奮) 六騎士の栄光も一発で吹き飛ぶ素敵な好青年に瞬時に一目惚れのダメな当方。そりゃあ勿論スカウトですよ!! マイク「その前に貴女の運を試させてください。カブで勝負しましょう。」 ガーン!! そんな誠実そうな顔して博打打ちでしたか貴方!!! ゲームでカブ(※トランプ博打)なんてやらされるのはじゃりん子チエ(※1)以来ですヨ!!! 仕方ないので、イケメンメガネ獲得のために苦手なギャンブルに挑戦。チマチマ地味に賭けていたら、こちらの手が8の時にカブを出されるほどの出目の悪さに泣かされたので、短期決戦を見込んで5000賭け。何とか仲間に入ってもらえました。 その直後にビュッデヒュッケまで逆戻りしてマイクをパーティに入れるぐらいの情熱が、現実の仕事にも欲しいところですね。(微笑) ついでにビネ・デル・ゼクセまで戻って金塊を売り払ったら所持金が80万ポッチを突破しました。そんなに溜め込んでどうするんですか貴方たち。 またしても、いつのまにかナッシュの称号が機動騎士になっています。どこかガソダム(※2)を彷彿とさせるのは多分気のせいでしょう。 森を抜けてチシャの村へ到着。 入口では、特別な能力を持ったアルマ・キナンの人間であるという二人の少女、ユンとユミィに出会います。巫女姫みたいなもんですかね。アルマ・キナンという名詞がなかなか覚えられない貴方は、アルマゲドン(※3)に似ていると覚えましょう(無茶にもほどがある)。 「口寄せの子」であるユンの予知によって、チシャの村に敵襲があることが判明。ダックの村に滞在していた軍師のアップルと、トッシュ(@アークザラッド)(※4)似の赤毛の少年・シーザーの力を借り、クリス一行はハルモニアの軍勢を撃破することに成功します。 ルビークの虫使いもハルモニアの援軍として参戦していましたが、事前に仕掛けられた計略によって戦わずして撤退。ゲド編に続き、なんかフランツの扱いがえらいどうでもいい感じで気の毒です。 父の消息を知るために、クリスは森の結界を越え、ユン・ユミィに連れられてアルマ・キナンへ向かうことになりました。 ところが、そんな彼女たちに突如立ちふさがる邪悪の影。誰かと思えばあの黒衣の金髪ロン毛です。名前のところに思いっクソ「ユーバー(※5)」と書いてありました。お前だったんかい!! 実は、仮面の男の正体は坊っちゃん(1の主人公)であり、その手下である黒衣の金髪は暗黒闘気の力でパワーアップと若返りを果たしたハイパーグレミオ、アルベルトと名乗る赤毛のコートは、シードとクルガンという相反する属性を持った二人を伝説の禁呪法によって合体させた超魔生物だったのだ!!! ……という展開だったら非常に愉快だったのに、残念です(←ダ○の大冒険(※6)の読み過ぎです) 閑話休題、ユーバーさん鎧を脱いだら随分な男前じゃありませんか。暑苦しいフルアーマーに身を包んで「コロス!」と片仮名で口走っていたあの頃の面影はどこにも見当たりませんよ。 ともあれ、攻撃の非常に当たりづらいユーバーを何とか追い返し、村に到着しました。 クリスのお父さんが真の水の紋章の持ち主であったり、炎の英雄と親友の仲であったことが判明。……話が入り組んできましたね。一方では、ユンが水の紋章の封印を解くために、命を捧げる儀式を行わなければいけないのだそうです。どういうことでしょうか。真の水の紋章は持ち主ごと封印されてるってことでありますか。 つらい儀式の真っ最中に、よりによってまた例のお邪魔最強三人衆がやってきました。仮面の男御大、セラ、ユーバーの三人組です。ユーバーはともかく術師の二人は破滅的な強さ。 ……っていうか仮面さん、貴方もしかして真の風の紋章使ってませんか。……ますますわかりません。なぜ彼が。セラという謎の女性が門の紋章を持っているのであれば、まだしも接点は見えてきそうなのですが……。 そしていよいよ、クリスたちも炎の英雄その人に会うために、洞窟を目指すことになりました。 ゲド編では一発で正解ルートに辿り着いてしまったので、ここは慎重に探索を進めます。……ははあやっぱりお宝がありました。いつのまにか死体漁りも平気で出来るようになっているクリス様です。 セーブゾーンが唐突にあったので、まさかとは思いましたがボスまで居ました。しかもこの期に及んで、宝箱の中にブドウのタネが入っています。ここからイクセの村までタネ届けに戻れってか、馬鹿にすんのもたいがいにしろコンチクショウ!!(落ち着いてください) この際バーツ(農夫)のスカウトは諦めて先へ進むことに。果たして炎の英雄との対面は果たせるのか……というところで、ああやっぱり第三章が終わってしまいました。なんて思わせぶりな終わり方だ。まだプレイしていない方には、ヒューゴ→ゲド→クリスと始めることを真剣に推奨したいと思う当方であります。
《クリア後の補足》 ナディール(劇場支配人)とマイクを今頃発見している辺り、フシ穴っぷりを見事に露呈していますね。おまけにマイクがいかにも怪しい態度を取っていることにまるっきり気付いておりません。ゲンゲンとガボチャ(※2に登場したコボルト兄弟)よりサギやキャッチセールスに弱い当方です。 仮面の男一行の正体についての考察は、一見ギャグっぽく書いてありますが、実際に半ば本気でそう思っていました。根拠は「少し似ている」という点のみだというのに、これほどまでに世の理を無視した思い込みができる秘訣を教えてもらいたいものです(自分で言うな)。 | ||