幻想水滸伝3プレイ日記
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【第5話】祭りに行きませんか 〜銀の乙女とマッチョハーレム騎士団〜
──第五日目(クリス編一章開始〜二章終了)

 さあ、いよいよ新たな章の始まり。悩める中間管理職、銀の乙女のクリス様で開始します。

 始まった直後に、ゼクセンの評議会からグラスランドと休戦協定を結んでくるように言い付けられました。ちょっと金持ちだからって小生意気な奴らですね(←お前ほどではないと思うが)。なんだか気が進まなさそうです、クリスさん。
 しかしよく見ると評議会の筆頭は、トーマスのそんな城知りません発言をまともに受けたザル議員です。彼も所詮は人間なのですね。温かい目で見守って上げようと思いました。

 早速ステータスをチェックしてみると……装備が全部新品で所持ポッチ20万!! ホントにこんな大金使っていいの!? 本当に今日は大トロ注文して良いのお母さん!?

 ああもうクリス編大好きです。第三章まで日常的な財政難にあえぎつづけ、防具が貧弱な初期装備だったせいでボルスに何度も煮え湯を飲まされたゲド編とは大違いです(←お前が武器にばかり金を使っているからだ)。

 大喜びで鍛冶屋へ駆け込み(またか)、ゼクセを出た途端に引き返して仲間三名の武器も強化。お金があるって素敵なことね。鹿の角だって買い放題だわ(←この期に及んで交易にまで手を出すか)。
 それにしても、ボルスは意外に快活な好青年だったのですね。ゲド編の時は妙に取り澄ましたクソガキだという印象しかありませんでした(失礼な)、なんだこんなに一本気な奴だったんじゃん。

 ゼクセンの森の敵が早くもロケットビートルです。それでも全く苦戦せず勝利。高い防具はやっぱり防御力が違いますね。味方とはいえ、馬上から剣を振り下ろされると何か妙にムカつくものがありますが、馬に乗っていると移動速度が速くて便利です。



 ブラス城に到着すると、早速リザードクランから使者がやってきました。ボルっさんが馬鹿にされて、大人げない怒り方をしています。可愛い奴です。ともあれ休戦協定の具体的な日取りが決定。平原へ向かうことになりました。

 どっこいゼクセン軍、休戦協定を結んで油断した隙に、グラスランドの軍勢に取り囲まれてしまいます。
 ははあ、これが例の「ハルモニアの陰謀」という奴ですね。あちらさんは、リザードクランの族長が殺害された報復をしようとしているわけですか。
 何も知らない六騎士一同大激怒。ボルっさん怒りっぱなし。怒っている時の彼は最高の癒し系だと思うのですが気のせいでしょうか(確実に気のせいです)。

 そして集団戦闘が開始。「数ターン生き残る」という勝利条件をよく読んでいなかったので、考えなしにクリス軍を突っ込ませて1ターンで敗北しました。ザコまでもがアホみたいな強さです、リザード戦士。いけねえいけねえ、この戦闘は退却が目的だったのか。

 ようやくルールを飲み込んで退却に成功。包囲された自軍を救うため、カラヤ村を威嚇襲撃することになりました。とするとここは、ボルスがゲドに命がけでボコられた例の場面(※1)ですね。
 なぜか尋常でなく冷静さを欠いている様子の騎士団一行。ああ、クリスが素でヒューゴの友達を斬り殺してしまいました。発売前の予告映像で見たシーン(※2)です。族長暗殺の時みたいに、偽者がやったわけじゃなかったんですね。


 後味の悪い戦闘の追い打ちのように、評議会からお呼びがかかりました。怒られに来いというわけですかこん畜生め。
 ところが行ってみると、よくやったというお褒めの言葉。ひきつづきリザードクランを潰せとお達しが下されました。ハルモニア寄りの皆様にとっちゃ、上々の首尾のご様子。

 評議会の決定には逆らえないクリス団長。板挟みの彼女の先が案ぜられるところで、第一章が終了です。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 まずは城への帰還から始まる第二章。ボルスとルイスを伴って表に出てみると、ビュッデヒュッケ城と北の洞窟のマップが追加になっています。どうでもいいがせっかくヤーマス城と名付けたのに、マップ上の名前表示が相変わらずビュッデヒュッケなのはどういう事なのでしょうか。ヤーマス城は日陰の名前というわけですか。かたちばかりの命名ですか。

 ともあれヤーマスで武器レベルを上昇、戦闘参加人員2名で北の洞窟に潜入します(無謀な!!)
 いやもう敵が強い強い。ボーンソルジャーの強さがただごとではありません。おまけに洞窟の奥のボス敵はばっちりキメラ(ゲド編と同じ)。

 ザコ戦で全滅しかけておきながらボスに勝つ気でいる辺りが既に信じられませんが、敵もボルスもクリスも(※怒り順)全員が怒りっぱなしの熱い戦いの末、驚くべきことにギリギリ倒せました。クリスに水の紋章を付けておいたのが幸いしたようです。

 それだけ頑張った挙げ句宝箱に入っていたのが、回復薬2つとボロボロのヘルムと古びた甲冑だった時には嬉しさに涙が出ましたけどね(微笑)。
 「どうしておれがこんな目に遭わなきゃいけないんすかあ」と半泣きになりながら敵から逃げているボルっさんを想像すると、非常に幸せな気分になれたひとときでした。



 そんなささやかな息抜き(どこが)も束の間、予定通りゼクセン騎士団はリザードクランへ侵攻することに。しかし、優勢のさなかにハルモニアの不穏な動きが発覚したため、とりあえずの退却を余儀なくされます。ハルモニア寄りの議会がいよいよ本性を現してきました。

 さらに、心労がピークに達したのか、クリス隊長がゼクセンの森で突然の人事不省。「なんだか暑いな……」なんて言っていたので(←熱があったらしい)、「すわ、敵の魔法攻撃か!?」と戦闘意欲抜群だった当方です。ごめんよクリス。

 隊長を心配して、六騎士一同がお見舞いに来てくれていました。仲間同士の結束に感激する一方、ムサ苦しいハーレムだと思ってしまったのはサロメがいなかったからです。パーシヴァルやボルスをさしおいてサロメが好きだという時点で、当方は人間として何か間違っています。


 ようやく起き上がれるようになったクリスを、パーシヴァルが息抜きにと、イクセの村の豊穣祭に誘ってきました。よりによってお前と二人っきりかパーシィ。先の人事不省といい、間違えてときめきメモリアルGirl's Side(※3)を購入してしまったのではないかと不安になるほどの少女漫画的展開です。

 しかしまさかパーシヴァルも、デート(仮)に誘ったつもりが平頭山のカニ退治に付き合わされる羽目になるとは思いもよらなかったことでしょう。(微笑)
 「隊長、どうしておれは山登りなんかさせられてるんでしょうか……」と溜息を吐きながら行き倒れの死骸を避けているパーシヴァルを想像すると(以下略)。おかげさまで最高級の甲冑が入手できました。



 ところがイクセでは、パーシィ(やっぱりこの愛称だったか……)が目を離した隙を見計らったように、クリスへ怪しげな男がちょっかいをかけてきます。自らを調査員と名乗るこの男、誰かと思ったらナッシュ(※4)じゃん! しかもいつの間にか妻帯してるし。
 オイオイまさか奥様は一人称が「わらわ」だったり怒ると躊躇なく稲妻を落としたり実は年齢が800歳以上だったりするんじゃないだろうな(※5)と問いただしたい気持ちは山々だったのですが、グラスランド軍の奇襲によって、そんな暇もなく戦うことに。

 戦いのさなか、カラヤ族のジンバによって「父のことを知りたければ炎の英雄を追え」と聞かされたクリス。生死不明の父とゼクセンの間で悩んだ末、ブラス城へ潜入していたナッシュに説得された彼女は、騎士団の鎧を一時脱ぎ捨て、ナッシュと共に旅に出ることを決意します。

 心機一転、結い上げた髪を下ろし、身軽な旅装姿で旅立ったところで、クリスの第二章は終了。


 っていうか、いくらグラスランドでは甲冑姿が危険だからって、最高級の甲冑を置いて出ていくのは勘弁してくださいクリス様。

 あんまりショックだったので、出奔前のデータからやり直して、最高級の甲冑はボルっさんに譲渡してしまいました。北の洞窟であれだけ可哀想な目に遭わされた慰謝料としては妥当でしょう。


 用語解説  1)命がけでボコられた例の場面……第二話参照。執念深さはアイク以上、気の短さはボルス以上と全く誉められたものではない当方の人格を如実に露呈したエピソード。
2)予告映像で見たシーン……ゲーム屋で流れていたダイジェスト風の予告映像。姫神のオープニングテーマに感動して危うく店頭で涙ぐみそうになったダメな当方である。
3)ときめきメモリアルGirl's Side……コナミが最近発売した女性向恋愛シミュレーションゲーム。どうせなら恋愛対象には学生や教師だけでなく、医者・警官・自衛官・弁護士・保父・極道・学者・探偵なども網羅して欲しいところである(無理です)。
4)ナッシュ……幻想水滸外伝の主人公。Vol.1では痛い目に遭うと増加する謎のポイントシステムが採用されていたため、実はマゾではないかとまことしやかに囁かれていた(←ほんとかよ)。美女に弱い。
5)まさか奥様は(略)……ここでは幻想水滸伝2に登場した吸血鬼の長、シエラを指す。幻想水滸外伝Vol.1でナッシュとかなり深い仲になっていた。見た目は美少女。


《クリア後の補足》
 ゼクセン騎士団が身に付けているオレンジ色のスカートが気になって仕方がない今日この頃です。レオもサロメもロランもお揃いでスカート姿なのが、可愛いやら可愛くないやらでどうしたらいいのかわかりません(どうもする必要はないと思います。)
 この章では随分ヤンチャさせていただきました。ゲド編の三章がよほどトラウマになっていたらしく、「いつ強制イベントで行けなくなるかわからない」という強迫観念の赴くまま、ボルスとパーシヴァルをさんざコキ使ったのも懐かしい思い出です。
 ボルスを散々にいじめまくってますが、天猛星は代々無駄に可愛がる性分の当方なので、これも愛(玩)のなせる業とご理解下さいませ。

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