2003年5月22日(木) |
いつのまにかわが『怪傑堂本舗』が、検索エンジンで「ベクレム」という単語を入力すると真っ先に引っかかる哀しいサイトになっていたことが発覚(約113件中1件目)。 至って真面目な創作小説サイトの管理人さん(ベクレムファンであることが唯一の玉に瑕)が、一体どうしてこんな辺境のマニアックサイトへ遊びにいらしてくださったのかと思いきや、どうやら検索エンジン経由でお越し頂いていたようである。 ヤッタネ! これでベクレムファンの方が当サイトへドシドシ来てくれるって寸法だ! どんな傷も皆で舐め合えば痛くないネ! アハハ……アハハハハハハハ……。 泣いていいですか。(素) 「怪傑ロビン」で検索すれば2番手ヒット。(約265件中) 「探しに行こうよ」「ライトクロス」で検索すれば1番手ヒット。(約6件中) ついこないだまで「水原光一」で検索すると3番手ヒットだった。(約36件) 需要も供給も少なすぎる物事にばかり愛を見出している当方である。 思わず「幻想水滸伝」「ルック」と入れて検索をかけ(検索結果約7020件)、友人Iに対していらん嫉妬の炎をわき上がらせてしまった木曜の午後。いい加減サボってないで仕事しろ。
※1)ライトクロスで検索……ゲーム名も追記して検索しないと、「特殊設計の押出形材に開き加工を施し、メッシュ形状としたパネル材」や「透光性を柔らかく拡散するガラス繊維の膜材」が引っかかってしまうので注意が必要である。
※2)ついこないだまで水原(略)……現在「ベクレム」で検索して引っかかるページには、PS2のゲーム「正義の味方」の主人公、水原光一と他2名の描かれたトップイラストが置いてあった。 |
2003年5月20日(火) |
【覆面熱(5)】(サイクロップス型ウィルスの場合) 《感染力》劇場版X-MENに登場するキャラクター、サイクロップスに関連する動画および静止画から空気感染。 発症率は2%。半日〜一週間の潜伏期間を経て発症し、またその際の(社会的)抹殺率は97%。 《感染経路》映画館、近所のツ○ヤで購入したDVD等から空気感染。経口・接触・飛沫感染の恐れはない。 《主な症例》T都在住・Sさん(仮名)の場合 1)Y駅構内に貼られていたX-MEN2の映画ポスターから感染。 初期症状 2)2日の潜伏期間を経て発症。直後に「X-MEN」の劇場版DVDを衝動買い。 3)翌日、会社帰りに「X-MEN2」のレイトショーを観覧。わざわざパンフまで買う。 中期症状 4)ネットで片っ端からサイクロップス関連の記事を発掘。美麗なイラストサイトにぶつかって狂喜乱舞。 5)発掘中、衛星放送で「X-MEN: Evolution」というパラレル設定のアニメが放映されていることを発見。 6)そのアニメに登場するスコット(サイクロップス)の設定画を見て完全に理性が飛ぶ。 末期症状 7)Sさん(仮名)とそのご両親の会話より(会話はプライバシーの保護により一部編集されています) Sさん「お父様、お母様、どうしても観たい番組があるのでスカイパーフェクTVに加入してはいけませんでしょうか」 ご両親「スカパーって衛星放送でしょ。アンテナとか要るんじゃないの」 Sさん「アンテナもチューナーも契約費用も全額私が負担いたします。私が観たいのは外国アニメのチャンネルなのですが、お二方のために映画専用チャンネルにも加入する所存であります。ついでに数日前にぶっ壊れた居間のビデオデッキも御礼として私が自費で購入して差し上げます」 ご両親「お金払ってくれるんならいいよ」 Sさん「ありがとうございます」 ──参考文献「世界の奇病を大サービス」(民明書房刊) このように覆面熱とは大変に恐ろしい病気であり、場合によっては感染者の精神や社会的地位を重大に損なう危険も伴っている。皆様も感染にはくれぐれも注意されたい。 ああヤッベエアニメのスコット冗談抜きで可愛いったらないよ何だよアイツ(←手遅れ) ところで、このアニメは現在週4話のペースで28話分をループ放送しているらしいのだが、当方がスカパーに加入して最初に観た回はなんとドンピシャ第1話だった(信じられないが実話)。 さらに、絶対居ねえだろうと思っていたベクレムファンの方から同志発見のお便りを頂いてしまったりと、やたらめったら覆面運に恵まれた最近の当方。 ここまでツイていると、いいかげん死期が近いのではないかと逆に不安になってしまう次第である。
※X-MEN: Evolution……アメコミのX-MENを大胆にアレンジした外国アニメ。登場するX-MENの性格や能力はあまり変わらないが、主要人物の設定が高校生にアレンジされ、ストーリーも爽やかな学園ものとなっている。現在はカートゥーンネットワークで繰り返し放映中。
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2003年5月19日(月) 戸田奈津子氏奇蹟の名訳『お前はクソ』 |
メンバーの任務をサポートするために造られた観測用サイボーグ。名前はジャック。 戦闘能力は人間とあまり変わらないが、半径50km内の生命反応を一瞬にして関知する驚異的な索敵能力により、潜入任務や防衛戦で優れた能力を発揮する。 生前の記憶はほとんど残っていないため、寡黙で感情表現に乏しいが、正確無比な仕事ぶりによる仲間たちからの信頼は篤い。 劇場版X-MEN2のポスターを見て、サイクロップスはこういう人だと本気で妄想していた自分に乾杯(※全くのアメコミど素人)。 そして、バイザーを空気の如く自然に身に付けた彼に惹かれるあまり、ふらふらと3,980円のDVD(1の方)を衝動買いし、更に会社帰りに一人で2を観に行ってしまった自分に乾杯。 すみません。当たっていたのは本名が地味(スコット)というところだけでした。 格闘は全くダメで目ビームが唯一の取り柄だったり。 そのくせすぐにバイザーを取られてピンチになってしまったり。 前作よりカッコ良くなっていたのがグラサンとバイザーだけだったり。 むしろ2ではいない方がマシというような足の引っ張り方をしていたり。 ぶっちゃけ世間様の評判通り、確かに弁護しようのないヘタレだったり。 お前がサイクロップスと名乗っていいのはシャドウゲイトの中だけだ! なにがスコットじゃ! 区役所行ってスットコに改名してこい! 1のマヌケな赤グラサンはどういうつもりだ! お前はマトリックスに出てくる郷ひろみか! というような罵り文句をあれこれ考えて大いに萌えていたら興奮しすぎたらしく、金曜の夜に熱を出して寝込む。 幸い熱は一日で下がり、巷で噂のSARSの恐れもないようだが、おかげさまで現在の当方の声は、大王イカに締め上げられたドナルドダックのそれとほとんど同じ(推測)である。 そんなわけで励ましのロビン、水原光一、ライトクロス、ベクレム、サイクロップス等を絶好調大募集中の当方だ(←いい加減にしなさいよ) なお、前もって言っておくが、友人I。 大王イカに締め上げられたドナルドダックの声が聞きたいという理由で当方宛に電話を掛けて来たら、問答無用で映画版サイクロップスのカラーイラストを1枚せびり取らせてもらう。心するがいい。
※1)サイクロップス……「X-MEN」に登場する超人のひとりで、目から四六時中破壊光線が出ているという剣呑な能力の持ち主。裸眼でいると危ないので、普段は特殊なバイザーで光線を遮断している。
※2)バイザー……またの名を面頬。本来は西洋兜などについている、目を保護する部分のこと。当方はこれの呼び方をかなり長いこと知らず、ずっと「目庇(まびさし)」と呼んでいた。 ※3)シャドウゲイトのサイクロップス……FC/GBAソフト「シャドウゲイト」に登場する一つ目巨人。業界一アホな勇者(当社調べ)に物陰からパチンコで狙撃され、気絶したところを剣でとどめをさされる情けない敵。 ※4)区役所行ってスットコに改名……無理です。良い子は真似をしてはいけません。 |
2003年5月7日(水) |
朝の通勤電車に乗り込むなり、若い身空で堂々と「赤旗(共産党のプロパガンダ新聞)」を広げて読んでいる女子大生に出くわす。 あまりのことに逃げ道を探して閉まったドアを振り返ると、そこには「大悟の法(幸福の科学総裁の著作)」の広告が。 それにビビって傍らの中吊り広告を仰ぎ見れば、それは「潮(創価学会のプロパガンダ月刊誌)」の宣伝広告である。 これで反対側の中吊り広告が「諸君!」か「正論」(保守派およびカオス寄り御用達雑誌)だったら四面楚歌だ! やった! などとわけのわからないことを思いつつ、おもむろにゲームボーイアドバンスSP(アドバンスの画面があまりにも暗いのに辟易して購入)を取り出して『彼岸花』をプレイしている、最も思想的にタチの悪い当方である。 |
2003年5月6日(火) |
チキショウ2日も潰れやがって何がゴールデンウイークだむしろブロンズウイークじゃねえかというかどうしてゴールデンという単語があってブロンズェンは存在しねえんだ差別じゃねえかバカ野郎と連休明けの腹いせを日記で臆面もなく書きつづっているとても大人げない当方(←大人げないのはいつものことだと思います)。 連休半ばに我がリアル友人Iから『彼岸花』というゲームを借りていたため、休日はその攻略に費やしていた次第である。 『彼岸花』はいわゆるサウンドノベル形式のGBAソフトで、主人公の女子大生・六条有沙が、死んだ恋人との思い出の地・京都へ旅立ち、行きずりの女の子2名と共に恐怖スポットの古寺を巡ってなんやいろいろと怖がったり思い悩んだりするアドベンチャーゲームだ。 あれほどクリアするまで返すなと厳命していたにも関わらず、『シャドウゲイト』を未クリアのまま返却してきた友人Iへの嫌がらせに、主人公の名前は絶対ベクレムにしてやろうと思っていた当方は、主人公名が最初から決まっていることに憤慨しつつ、早速ゲームを開始した。 (開始5分後) 友人1(女)「あんたも京都に? すごい偶然だな!」 (※あからさま過ぎるボーイッシュ系) 友人2(女)「キャパだネ! キャピだネ! ここでボクたちが出会ったのも、きっと運命だヨ!」 (※霊感少女である上にボキャブラリーが絶望的に崩壊) すみません。こいつらと仲良くやっていく自信がないのですが。 どうもシナリオライターが昨今の若い娘というものを根本的に誤解しているらしく、メインキャラである女3人組の言動が強烈に時代遅れである。おまけに一人一人のセリフはおろか 「ショウもないこと言わないでよ」 「さ、お弁当食べまショウ」 「さんせーい! イッツ・ショウタイム!」 などというツンドラ全開のダジャレ会話を乱発していたりするため、一層始末に負えない。 FFX-2の女3人のノリには開始5分で「ついていけない」と引いたものだが、まさか「(ライターが)ついていけてない」と引く日が来ようとは夢にも思わなかった。 (開始30分後) 友人1「ねえ、さっき確かに白い服の女の人、あそこの座席にいたよネ?」 友人2「アタシも見た。この車両には他に誰もいなかったのに……」 主人公「バカなこと言わないで、2人とも。そんなものは存在しないわ。 白い服の女なんて見なかった。いいわね、○○(友人1)?」 友人1「う、うん……わかったよ」 すみません。こんなムカつく女を主人公として認めたくありません。 つくづく彼女にベクレムと名付けられなかったのが悔やまれます。言動が癇に障る点においてはそっくりです。 そんなわけで、とにかくこの主人公が友人2名に対してあまりにも心ない言動を繰り返すので、当方は唯一己に許された分岐選択をフル活用し、必死に友好的な選択肢を選ぼうとするのだが、それすらも彼女の暴走の前には焼け石に水でしかあり得ない。 主人公「もしかしてこの一連の事件、(※推理)……だったんじゃないかしら」 友人1「それ、もしかして、アタシたちを疑ってるって事?」 主人公「違うわ。ただ私は真実を知りたいだけよ」 友人1「それが事実なら(主人公)だって怪しいことになるじゃないか!」 友人2「もうやめてよ! 友達同士で疑い合うなんてイヤだヨ!」 主人公「……ごめんなさい、△△(友人2)……もう疑ったりしないわ」 (数分後) 主人公「ねえ、こうは考えられない? (※推理)……だったんじゃないかしら」 友人1「それ(略) 挙げ句の果てに終盤のこのセリフである。 友人2「その、(主人公)の何でもハッキリしないと気が済まない性格が、ボクたちを仲たがいさせてきたんじゃないか! いつだって最初にボクたちの友情を壊すのは(主人公)じゃないか!!」 素で泣きたくなりました。 アレですか。このゲームのテーマは「女の友情を維持するには地獄の忍耐が必要である」ということなのですか。友人Iは遠回しに「お前の変態っぷりに付き合うのもいい加減我慢の限界なんだよ」と伝えようとしていたのですか。シャドウゲイトを貸したのはやはり嫌がらせ以外の何者でもありませんでしたか(←むしろイジメの域に達する仕打ちだと思います)。 ……現在プレイ4周目。 なんとかして主人公の性格を矯正できないものかと四苦八苦中である。 |
2003年4月30日(水) |
すみません。ずっとFFXやってました。2年前のベクレムに逢いに。 (↑以前からおかしいとは思ってましたが遂に壊れましたね) それはともかくとして、週末には親知らずの初抜きなんぞも経験していた次第である。 当方は幼い頃から、親知らずを抜く痛みは、C4にまで発展した虫歯の穴に砕いた氷とアルミホイルをかわるがわる詰め込んで無理矢理噛み砕かせるかのごとき激痛に七日七晩苦しみ抜くほどの凄まじさであると聞かされて育ったため、昨年別件で通った歯医者にレントゲン写真を見せられ、親知らず全発スタンバイ状態であると宣告された際には目の前が真っ暗になったものであった。 ほどなく、左下奥の親知らずが成長を開始した恐怖は推して知るべしである。 歯が成長する中途半端な痛みに見舞われるたび「これを抜く地獄の苦しみに比べればなにほどのものか。どうかまっすぐに育ってくれ」とひたすらに耐え忍んでいた。 ところがこれが半年もしないうちに微妙な育ち方をしてしまい、歯と歯茎の間にものが詰まって不便だったり、うっかり頬の肉を噛んで思わぬ痛みに見舞われたりと些細な悪さをし始めた。即抜歯、というほど深刻でもなく、歯が成長しきればなんとかなってしまいそうではあるが、かといってこのまま放って置いて虫歯になられるのも厄介である。 そんなわけで当方、とりあえず歯医者に診てもらい、抜こうかどうしようかを相談してみることにした。 当方「抜くにも残すにも微妙な位置ですよねえ」 歯医者「微妙だねえ」 当方「これを残しておいたのが後で虫歯になるよりは、今抜いちゃった方が地獄の苦しみを味わわずに済みますかね」 歯医者「いや、どっちもそこまで痛くはないと思うけどね」 当方「そうですか……うーん……微妙ですねえ……(30秒ほど葛藤)」 歯医者「思い切って抜いちゃうか」 当方「(愛想笑いをしながら)そうですね。」 歯医者「じゃあ準備するからちょっと待っててくださいねー」 当方「(早速言ったことを後悔)」 相変わらず、必要もないのに店員にへつらう卑屈な客っぷりを露呈している。 そんなわけで歯科助手の女性に余裕の笑みを装いつつ、内心は死ぬほどビビリながら抜歯に臨んだ当方。 ところが、いざタオルで目隠しをされてみると「ああ、これはいよいよ歯を抜く下準備をしているのだな。いつ抜くのだろうかガタガタブルブル」などと恐怖におののいているうちに施術が終わってしまった。 どうやら下準備かと思われたのが本番の抜歯作業だったようだ。当方が緊張のあまり初回から保険証を忘れるというプロをやってのけたため、同情して麻酔を多めに入れておいてくれたのだろう。ありがたいことである。 噂に聞く麻酔が切れた後の苦しみもさほどではなく、翌日には無事に投票所へ赴き、最も選挙カーの登場回数が少なかった立候補者に投票してくることができた次第だ(動機が不純だったせいか両方落選だったが)。 歯医者の腕が良かったのか、親知らずの生え方が良かったのか、それとも単にビビリ過ぎていたのか、いずれにしても最初の一本目はなんとか無事にやり過ごすことができた当方である。 だが、こんなことを言っているそばから右下が生えてきそうだ。しかも最悪に根性の悪い位置に。 今度こそ地獄の苦しみを味わう羽目になるのか。勘弁してくれあわわわわわ。
※1)2年前のベクレムに逢いに……X-2のサブキャラクター・ベクレムは、前作のXに登場する「街の人」グラフィックの使い回しであるため、Xには彼と同じ外見の人物が述べ19人存在する。そこで、改めてXをプレイし直し、ベクレムと似たような言動を取っているチョイキャラを見付けて「これはきっと2年前のベクレムだ」と勝手に妄想する哀れな計画。ちなみにトーブリやナーダラでも同じことが可能。 ※2)親知らず全発スタンバイ……全4本の親知らずがすべて歯茎の中にできており、あとは生えて来るばかりという状態になっていること。 |
2003年4月23日(水) |
地方選挙前ということで、先週とは桁違いのクソやかましい選挙カーラッシュに辟易している今週の当方。 やはり今期の地方選は、最も選挙カーの登場回数が少なかった立候補者に投票決定ということになりそうである。 とりあえず、決まって朝晩出現する、某宗教政党の候補者の選挙カーをクイックトリガーLv3で蜂の巣にしてやっちゃダメか。(←ダメに決まってます) さて。週末は、花粉症に苦しむあまりコンタクトレンズをしたままの目を掻きむしって網膜に穴を開けてしまった真の勇者・Iと共に、学生時代のリアル友人F宅に泊めていただいた次第である。 わざわざ自宅からDVDを持参して少林サッカーの布教に励んだり、無理矢理ネットで見付けた某巨大掲示板関係のお笑いFLASHを見せまくったりと傍若無人にやりたい放題の当方であったが、変態と自己中の相手には高校時代から慣れっことなっているF、辛抱強く暖かくバカ2名をもてなしてくれた。持つべきものは寛容な友である。 そんなわけで午前一時頃に別室へ布団を二組用意してもらい、そこでIと枕を並べることになった。 だが、当方と同じタイムスケジュールの職場で働いているくせに毎日午前三時だとか四時だとかいう恐ろしい時間帯まで起きているI。一時二時ではとても眠れないのだという。 仕方なく、欠伸を連発しながら雑談に応じる当方。午前二時寝でギリギリの老い先短い身体にはつらいところだが、紳士たる者、いかなる場合でも婦女子を邪険に扱うことは許されない。 I「でもさあ、覆面してるのにルック(幻想水滸伝3)は好きじゃないんでしょ?」 当方「あれは覆面じゃない。お面だ!」 I「えー、でもあれもちゃんとした仮面じゃん」 当方「違う。いいか、当方が萌えてやまない覆面は、口許が露出しているタイプなんだ。 タキシード仮面と月影の騎士ならタキシード仮面のほうだ。 全部顔が隠れてたらどこに萌えたらいいんだ」 I「月影のナイトって何?」(←当方、真性ヲタを指摘されクリティカルダメージ) 当方「う。あれだ、タキシード仮面の中身が別バージョンに変身した奴だ。 サングラスをしてない月光仮面みたいな感じの奴だよ、口許だけ隠してるタイプの」 I「ああ、なるほど。じゃあ、テイルズオブディスティニー2のジューダスも?」 当方「あいつはどこも隠す気無いじゃねえか!」 I「確かに」 当方「そうだな……人間の顔で一番個性が表れるパーツは目だろ? 特に二次元創作物では線がシンプルになるから、その傾向がより強くなる。 そこをあえて隠すとどうなるか。 そう、最も魅力的な部分を好き勝手に妄想し放題になるではないか! それが覆面萌えの神髄だ。 並外れた妄想力こそが覆面萌えの命の源なのだ!!」 (※この他にもいろいろと熱く語っていますが省略させていただきます) 人の家で夜中に何を熱く語っているのか。 邪険に扱う方がむしろマシだったんじゃねえのか。 ……いや、ホントすまん。Iよ。 幸い、眼のほうは昨日レーザー手術で無事に処置を終えたようなので、ひとまずは安堵している次第である。 今後はもっと眼を大切にするように。まあ、お互い様であるが。
※1)I……当方のリアル友人で【Sketch】の管理人。小悪魔的な美少年が何よりの好物。 ※2)タキシード仮面と月影の騎士……「美少女戦士セーラームーン」とその続編の「R」に登場する覆面のヒーロー。後者を知っている人間は間違いなくアニオタの過去があり、「ダイの大冒険」のアニメ記事目当てに「ア○メージュ」を購読していた中学時代の当方もその例に漏れない。 ※3)ジューダス……前作に登場した人気キャラ。プテラノドンの頭蓋骨のような仮面で一応顔を隠してはいるが、目も鼻も口も仮面の隙間から丸見えで、正体隠す気あるんかと小一時間問いつめたくなる人物。 |
2003年4月16日(水) |
最近「やらないか」「ウホッ、いい男」「うれしいこと言ってくれるじゃないの」 といった言葉が静かに流行っている場所へ頻繁に入り浸っており、 かつ、その元ネタを実際に見ており、 しかもロマサガ3をある程度きちんとプレイしている方でないとサッパリ解らないネタである。 元ネタがサッパリ解らない方には本当に申し訳ない。……が。 →あえて当方も、真の勇者・A様に続かせて頂く。 当方が今回作成したネタは紳士らしく全年齢層向けを目標にしたものであるが、漫画の方の元ネタはかなり露骨なホモエロである為、平成生まれのヤング共と昭和生まれのバラのつぼみちゃんは、くれぐれも「これってオリジナルはどんな漫画なのかなぁ」などと余計な好奇心を起こさないようお願いしたい。 拾ってきた元絵のナニやらソレやらをPhotoShopで修正しながら、「いい歳こいて何やってるんだろう」と、ふと自分が可哀想になってきてしまった本日の当方である。 |
2003年4月14日(月) |
誰にも知られないままトップをこっそりと更新。 心優しい日記直リンク組の皆様は、最寄りの覆面マニアのご友人が、それとなく彼に萌え心を抱いていないかどうか確かめていただけると幸いである。 さて、T都知事選挙の結果は、どうやら大半の人間の予測通りに終わったようだ。 選挙など行かずまる一日完全に熟睡して過ごすのと、行って中松に入れてくるのとどちらがより贅沢な休日の過ごし方であろうかとボンヤリ考えながら、結局は皆も知ってるあの人に投票してきてしまった貧乏性の当方である。まだまだブルジョワジー紳士への道は険しいようだ。 こんな事を書いてしまうと、真面目に政治を考えている識者の諸兄や熱心なロウ寄りの諸兄に「全くこれだから愚民は困るんだ。知名度だけで候補者を選びやがって」などとバカにされてしまいそうであるが、当方はそもそも人生最初の選挙に無効票を投じ、かつその次の選挙では候補者を顔で選んだ過去を持つダメ愚民の権化であるため勘弁して欲しい。 それにしてもA日新聞の本日の点声甚語は、「チキショウ何であんな奴が再選しやがったんだ」という記者の不平があからさまに見て取れる内容で非常に愉快であった。 現実の選挙に「マイナス票」というものを採用したらどうなるか、というようなことが述べられていたのだが、それが本当に採用された場合、選挙カーの音量が最もやかましかった候補者に問答無用でマイナス一票を投じてやろうと心に誓っている当方である。
※1)日記直リンク……当サイトは日記以外のコンテンツ更新率が著しく低いため(日記の更新率も低いが)、日記目当てにお越しの方はこのページにブックマークを貼り、なおかつ購読チェックを入れておくと便利である。 ※2)ロウ寄り……またの名をレフトウイング。アトラスから発売されているRPG「真・女神転生」をプレイするとよくわかる。【←→カオス寄り】 ※3)人生最初の選挙に無効票……当方が高校生の頃から「選挙権を手に入れたら絶対にアンタに投票してやるぞ、むしろ投票させてくれ」と目を付けていた、今にも死にそうなジジイの名区長(当時87)が、よりによって選挙権を手に入れた直後の区長選で引退してしまった為、落胆のあまり選挙でそのジジイの名前を書いて投票してしまった二十歳の春の出来事。不毛な性格はこの頃からいっこうに変わっていない。 |