鬱日記
→back totop→warehouse→others→bbs→links→mail


2002年12月6日(金)

 ♪ 水曜日に水谷に萌え   木曜日に松本を観る

 ♪ テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
   テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー


 という理由で木曜と金曜の日記をサボるのもだいぶ板につきはじめてきた今日この頃である。(←偉そうに言うことではありません)


 既に何度も書いている通り、ジャスティス・オブ・ジェントルマンと名高い当方のここ数カ月の楽しみは、水曜にリアルタイムで「相棒」の水谷豊を愛で、翌日ビデオに録っておいた「柳沢教授」の松本幸四郎に魅入ることだ。
 I.O.(インテリジェンスオジン)愛好家の皆様には特に強く言っておかねばならないことであるが、もちろん録った分を次の日に回しているのは、たてつづけに観ると食当たりを起こしてしまうからである。(←もっともらしい大嘘を吐かないでください)


 さて、そんな具合にフラリと日記をサボった次の日は、たいてい日記のネタに詰まって一日中煩悶する羽目になる。
 というか、自分が昨日までどんな風に日記を書いていたのかをスッカリ忘れてしまうのである。

 当方、人様にお見せするものであるから、日記とはいえ極力愉快な内容にしたいと常々心掛けている(実情はともかくとして)。
 だがふと我に返って己の過去を省みると、ここ一年の生活の大半が、寝食と風呂とゲームと仕事を除いたら何も残らないのだ。

 何しろこの一週間で最も印象的だったことと言えば、「相棒」の次回予告を観て「何ィ!? 怪我した豊が寺脇におんぶされている!? じ、次回はどんなことがあっても観なければ!!」とテレビの前で猛り狂ったことであり、次に印象的だったことと言えば、リアル友人Tから借りた「テニスの王子様」というアニメのDVDを観ていた際、メガネをかけたテニス部員の顔にボールが当たってメガネが落ちそうになる寸前で次回に続いてしまい、テレビの前で歯がゆさにのたうち回ったことである。

 一体、こんなつまらない人生を過去の当方はどうやって日記に仕立て上げていたのだ。「いつも通りの一日だった。おわり。」としか書きようがないではないか。

 悩み、悩み、今から何かとてつもなく突飛な事件は起きないものだろうかと縁起でもないことを天に祈ってみるが届くはずもない。とりあえずカラッポの頭でPCを立ち上げる。エディタを開いてみる。何でも良いから文章を打とうとしてみる。駄目だ。浮かばない。チキショウそもそもどうして当方は日記などという面倒極まりないコンテンツを立ち上げてしまったのか。ああそうか他のコンテンツの更新率が低すぎるからか。しまった。

 そうしている間にも時は無情に過ぎ去って行く。ああ、とても無理だ。このような面白みのない日常を、いかにして面白おかしく書き記せというのか。


 そのくせそういう時に限って、気が付くとアホみたいに長い日記が書き上がっているのは何故だろうかと不思議でならない当方である。

 なお、印象に残ったのは前述の2項であるが、この一週間で最も嬉しかったことは、もちろんたてつづけにお見舞いを頂いたことである。重ね重ね、人の情とは有り難いものだ。


※メガネをかけたテニス部員……正式名称は乾貞治。「テニスの王子様」という漫画、およびそれを原作にしたアニメの登場人物(右図参照)。メガネというだけでも目立たないのに、部内にもうひとりカッコイイメガネ(※部長)が存在するため、よりいっそう地味に拍車がかかっていて哀れである。
キャラクターを平たく言うとヲタのリア厨(←ファンの方に殴り殺されますよ)だが、当方がこのアニメで最も好きなキャラ。(←フォローになっていません)
テニス部員一同
※説明図は実在の人物と異なる場合がございます。



2002年12月3日(火)

 最近日記で今にも死にそうなことを毎日のように書いているせいで、色々な方に御心配をおかけしてしまっているようである。
 本日はまたしてもお見舞いの品を頂いてしまった。我が同志有田忍さまより、めっぽうたまらんライムである。

 いかん。これはいけない。御心配くださる皆様の御親切に頭が上がらずテンションは上がる一方の当方であるが、これほどの御恩を連日受け通しでいたら、紳士にあるまじき考えを抱きはじめてしまう。
 すなわち、一年365日病身を装って皆様の同情を買わんとする浅ましい行為への誘惑だ。自らの体調不良をダシに日記のネタを稼いでいる現状でさえ充分浅ましいのに、これ以上は何をや言わんやである。


【瀕死日記】     2002年12月3日(火)

 出社するために自宅を出ると、いつのまにか家の外に剣山がぎっしり群生している。
 そこで、甲賀忍法水蜘蛛の術で華麗に剣山の上を滑って行こうとしたところ、途中で板が抜けて足の裏に剣山がしこたま突き刺さった

 おまけに今日の中央線快速は人身事故が発生したとかで代替車両に機関車トーマスを運行させており、石炭の噴煙が第二車両までもくもくと立ち込めて今にも喘息の発作を起こしそうである。

 会社へ出てみると一日社長として和田勉が出社していたため、一身上の都合を理由に早退。




 ……はっ。なんだこれは。

 まずい。邪なことに考えを巡らせるあまり、いつの間にかこんな嘘八百の日記を書いてしまっているではないか。こんなことをサイトに載せてしまった日には、善良なる読者の皆様が心中張り裂けんばかりに胸を痛め、当方のメールサーバが容量オーバーでパンクする程のお見舞いの品が山と届いてしまうこと間違いなしである。

 嘘を付いてまで皆様の御好意にすがるような人間はもはや紳士ではない。ただのヒモだ。我が日本国にも稀な紳士の規範、ジャスティス・オブ・ジェントルマンとして名高い当方が、そんな過ちを犯すわけにはいかない。


 そんなわけで、あえて涙を飲んで書く。

 当方がいよいよヤバイ状態だと本気で気遣ってくださった皆様、誠に申し訳ない。
 本日の当方、あれだけ騒いだのがアホみたいに思える程元気である。


 結局電車内における吐き気の原因は未だに不明であるが、これ以上御心配をおかけしないため、明日以降もつつがなく過ごせることを祈ってやまない次第である。

 なお、快気祝いはいつでも受付中であるので安心して御一報頂きたい(←罰が当たりますよ貴方)。



2002年12月2日(月)

 皆様からの励ましのお言葉と嬉しい贈り物によって、ありがたくも咳はほとんどおさまった。やはり地球を救うのは愛ではなく情である。愛があってもタイタニックは沈んでしまうが、情に棹させば流される、否、情ならミチルがイルカに乗って助けに来てくれるはずだ。まあそんなことはどうでもよい。よくわからなかった若人は幸いである。天国は彼らのものである。


 閑話休題。
 これで風邪薬の服用、ひいては副作用の吐き気ともオサラバだと喜び勇んで出社した当方のもとに、風邪で大変な吐き気に一晩中悩まされているため、本日は欠勤するという社員M氏からの電話連絡が入った。
 なんでも昨夜から30回近く戻してしまっている上、どうも家族にも同じ症状らしきものが出てしまったらしい。M氏はもともと身体の強いタイプではないため、症状の酷さも尚更である。

 そこまで考えて、はたと我に返る。


 そういえば、当方も現在、しばしば嘔吐感に悩まされているが。

 もしかしてこれは薬の副作用じゃなくて風邪の症状か。


 考えてみれば、通った後に草も生えないような図太い生命力をもって知られる当方が、薬の副作用などといったポエジィな症状に悩まされることなどあり得るはずもなかったのだ。

 よかったよかった謎が全て解けた。週末、咳が治まったことに安心して友人と映画を観に行き、大いにウィルスをまき散らしてきたような気もするが(そして日曜にまた寝込む)、謎が解けた今そんなことは無問題である(←むしろ大問題ですよ)


 そんなわけで、今日も素敵な風邪ライフを120%満喫している春原である。

 相変わらず例の奴らは帰宅時の電車内で頻繁に当方を襲い、巧みに眠気との波状攻撃をかけてくるので始末におえない。ともすれば欠伸をした拍子にゲロを吐きそうになる有様で、毎日自宅の最寄り駅に辿り着くまでが大変なスリルである。さすが関東屈指の顧客殺傷率を誇る中央線快速(誇らねえよ)、昨今ばかりはその伝説の輝かしさに頭の下がる思いだ。


 「ライトクロスを描いてくれないと我輩は向こう一週間で死ぬでゴザル」瀕死の振りをしてNAYU様からせびり取ったプレゼント第2弾の霊験によって、早いところ完治させたいところである。


※1)情ならミチルがイルカに乗って……こんなところを律儀に読むなら御両親に尋きたまえ。
※2)〜〜は幸いである。天国は彼らのものである……サイパンのホテルからかっぱらってきた新約聖書に載っていた内容のうち、当方が唯一記憶している(そのくせウロ)まともなキリスト様の教訓。




2002年11月29日(金)

 やあ。風邪薬が素敵な感じにキマってきた春原だよ。

 副作用として嘔吐感や眠気や下痢を催させる咳止めを毎日飲んでいる上に、その状態で一日中パソコンに向かっているものだから、仕事帰りの電車の中ではいつも倒れそうなほどのトリップ感に襲われてしまうんだ。

 あんまり愉快な気分だから、本日なんて気がついたら少林サッカーのDVDを購入していたんだぜ!
 しかも金だけ払って品物を受け取り忘れたもんだから、うっかり店員に追いかけられて店中の注目を浴びてしまったほどさ! やましい買い物の時ほどえてしてこういう過ちを犯してしまいがちだよナ! HAHAHA!!


 皆もこのハイな感覚、ぜひ一度真似してみてくれよ!
 当方との約束だゼ!?
 (↑そんなに追い詰められてるのならさっさと寝なさいよ貴方)


※1)少林サッカー……かつての少林拳の達人たちが、人間離れした身体能力を生かしてサッカーの全国大会に挑戦するコメディ映画。客を笑わせるためには手段を選ばない、という姿勢があまりにも潔い問題作。
※2)金だけ払って品物を受け取り忘れ……当方に限って言えば年間で最も発生頻度の高いハプニング。人目をはばかりながらものを買うからそういうことになるのだ。




2002年11月27日(水)

 頂きものを無事にアップし終え、安らかな眠りに就こうとした午前1時のことである。

 うっ。ぐ、ごぶぅ。ごほん。ごほん。ごほん。

 小康状態を保っていた当方の喉が再び反旗を翻した。夕食後に投与したヤク(※風邪薬)が夜更かしによって早くも切れてしまったのだ。なんということだ。
 咳の発作が数十秒ごとに襲いかかり、それを耐えようとすると液状の痰が喉に迫り上がって気道を圧迫する。耐えきれずに咳き込めば楽になるのは確かだが、それによって酷使された喉は一層腫れ上がり、空気をドンパッチのように凶暴化させてさらなる咳を誘発させようとする。完全な悪循環である。

 呼吸を止めている間は喉を刺激するものがなく非常に快適なのだが、残念ながら当方は人非人であって非人間ではないため、息を止めていると死んでしまうのが問題だ。息をすれば死ぬほど苦しいが、息を止めれば本当に死ぬ。

 Dead or Alive!

 まさに究極の選択である。よもやたかが風邪にこれほど過酷な選択を迫られる羽目になろうとは!(←普通こんな二択で悩む人はいません)


 などと輾転反側している間にも時間は刻々と過ぎ、気付けば時刻は午前4時。まずい。このままでは一睡もできずに出社することになってしまう。
 眠れ。眠れ。ややこしいことを考えて喉のことなど意識から追い出せ。
 「探しに行こうよ」の仲間の友情度を最も効率良く上げる方法を考えよ! 「相棒」の粗筋を第1話から順番に思い返せ! メフィスト賞作家の名前と受賞作をひとつひとつ順番に列挙していくのだ!!

 ごほん。ごほん。げほん。

 はっ。

 もう朝か。どうやら無事に睡眠に成功したようである。
 それにしても爽快な目覚めだ。わずか数時間の睡眠でこれだけ体調を回復させることができるのは、やはり紳士たる当方の日頃の研鑽あってこそであろう。そう思いつつ時計を見ると。

 午前9時。(出社予定時刻完全超過)


 ミラクル遅刻である。
 しかたがないので遅刻ついでに病院へ行き、5日分のヤクを処方してもらって帰宅。ただの風邪であったが、下手に感染してもまずいので出社は断念することにした。
 その日は一日おとなしく就寝。今度こそ思い切りよく完治させなければ。いつまでもだらだら風邪をひいているなど紳士のすることではない。

 だが午後9時からの「相棒」はバッチリ観る。合間に8時からNHKで放送されていた渡辺健の刑事ドラマまで観る。
 そんなことだからいつまでたっても風邪が治らないのである。


※1)ドンパッチ……当方が小学生の時分に販売されていた菓子。外見は異様に鮮やかなオレンジ色のザラメ状であり、口に入れるとバチバチ破裂するのが売り。まとめて飲み込んだ児童が胃を破裂させて死亡したとかしないとかいう物騒な噂も聞かれるが、現在も販売されているかどうかは寡聞にして不明。
※2)メフィスト賞……講談社から発行されている雑誌「メフィスト」で年4回発表している、新人の書いたミステリー小説を対象とした文芸賞。とんでもなく個性的な作家を数多くデビューさせることで有名。ちなみに第一回受賞者は森博嗣。
※3)ミラクル遅刻……起床した時間が出社しなければ遅刻する時刻を完全に上回っていること。またはその状態において出社し、遅刻すること。




2002年11月26日(火)

 ふと思い出す。

 高校時代使っていた歴史の教科書において、マゼランマガリャンイスと表記されていたことを。

 イジメか。


 本日、当サイトに記念すべき初の贈り物到来。NAYUさまより→ライムたんを頂いた。NAYUさま、どうもありがとうございます。



2002年11月25日(月)

 齢・二十四にして、カッターの刃の取り替え方が解らないことに気付いた午後。

 攻略本など一度も読まずにクリアできてしまうゲームの攻略本を、表紙の絵だけを目的に購入した夕刻。

 それを読んでいたところ、そのゲームのキャラクターデザイナーが、数年前に買った幻想水滸伝の同人誌の作者だったことに気付いた夜。


 現実の24歳なんてこんなもんだ。なあ、成歩堂。
 (↑自分を基準にものを考えないでください)




 三年ほど前にも同じ罠にかかり、替刃を数本駄目にした当方である。




2002年11月24日(日)

 起ち上がれ、我が同志たちよ!!!

 我々はこの数十年間、過った認識によってあまりにも多くの差別と迫害を受け続けてきた。
 だが、諸君も既に気付いているはずだ。我々に対する偏見がいかに欺瞞に満ちあふれた詭弁であることかを!

 何を恥じることもない。我々は彼らと何ら変わることのない一個の人間である。
 さあ、今こそ声高に訴えるのだ!



 バカに風邪を引く権利を与えよ!!!

 「バカは風邪を引かない」という愚かな迷信を社会から葬り去れ!!!

 我々は人間として生きる正当な権利を主張するものである!!!!



 うっ。


 げほっ、うげほっ。ごほん。


 ……はぁはぁ。




 先週中頃から発症した咳、いまだ止まらず。
 「バカは風邪を引かない」という定説を毎年のように身をもって覆している当方、昨日は遂にまる一日寝込み、貴重な休日をフイにする羽目とあいなった。
 まあ、当方が季節の変わり目に50%の確率で罹患するザ・気管支炎ではないようなのがまだしもの救いか。

 寝込んでいる間ずっと、小学校時代の同級生やら海賊船やらリアル友人やらトンカツ屋やらそこから何の脈絡もなく割烹着姿で出て来たリアル妹やらジェットコースター並の速度でヘアピンカーブを曲がり抜ける私鉄やらが入れ代わり立ち代わり夢に出て来て当方を苛み続けたので、退屈することはなかったのが不幸中の幸いである。

 少なくとも更衣室以外の場所でジャージに着替えたという理由で高校時代の担任に殺されそうになった先日の夢に比べれば、遥かに病人に優しい内容であった。


 バカである同志もそうでない方々も、くれぐれも風邪には気を付けて頂きたい次第である。



2002年11月21日(木)

 やりたいことを全部並べて
 自分の欲をただ満たすだけの ものを全て弾いて行くつもりが
 もったいない もったいないと全部食べて心が無駄に太ってしまっている
                     ──雨ニモ負ケズ(槇原敬之)


 これはもしかして当方のテーマソングか。
 (↑だからどうして自覚できるのに反省しないんですか)

 確かこの曲が発表されたのは初夏頃であったはずである。
 おそるべし槇原! 半年近くも前から当方の現状を見抜いていたとは!! よもやヤクの霊験によって予知能力に目覚めたのか!?

 しかしよく考えてみたら当方は、自分の欲をただ満たすだけのものを弾くどころかそれしか喰っていないため、ただの杞憂だったようである。危うく槇原敬之を予言者と信じてファンクラブに入会してしまうところであった。よかったよかった。(←微塵もよくありません)


 振り返ってみると今月はゲームとゲームとゲームと映画と松本幸四郎と水谷豊に彩られた、緊張感のカケラもない怠惰な生活を送ってしまっている。怠惰はいつものこととはいえ、これは少々度が過ぎるのではあるまいか。
 気付いてみれば当サイトの日記以外の場所は遂に未更新一ヶ月を軽く突破している。更新サボり一ヶ月記念に誰か贈り物でもしてくれないだろうか、などと山田耕筰の名曲よりムシの良いことを考えている場合ではない。

 働かなければ。更新しなければ。特に出版界で囁かれている三号目のジンクスに見事にハマった「探しに行こうよ」プレイ日記は。


 というわけで、当方はプレイ日記を執筆するために「探しに行こうよ」を再び最初からプレイすることを決意した。またしばらく更新が滞る恐れがあるのでご了承頂きたい。(←その説明で納得できるのは逆転裁判の裁判長だけだと思います)

 決してサボっているわけではない。先日メモリーカードのデータがすべて消えてしまったため、やむない手段なのだ。記憶のみでプレイ日記を書き起こすのでは、妄想狂 博覧強記で知られる当方にもさすがに限界がある。

 よいか。繰り返す。決して、あわよくば「正義の味方」もプレイし直してやろうとかそういった類の浅ましいことを考えている訳ではない。(←言い訳をしている暇があるなら少しは働いたらどうですか)


※1)山田耕筰の名曲……ここでは「まちぼうけ」の意。小学校か中学校の音楽の授業で一度は聞かされているはずであるからあえて解説しない(←なんのための解説だ)。
※2)三号目のジンクス……創刊したばかりの雑誌は第三号を出した後休刊に追い込まれるケースが非常に高い、という恐るべきジンクス。




2002年11月18日(月)

 (土曜日)
 ・午後4時頃、突然どうしようもなく無性に「逆転裁判」が欲しくなり、GBA本体ごと購入することを決意
 ・資金調達のため最寄り駅前の銀行に到着したところで、キャッシュカードを忘れてきたことが発覚。
 ・徒労感に苛まれながら一度帰宅。再トライアル時の利用時間は午後4時55分。手数料を追加徴収される5分前
 ・周辺のゲーム屋をしらみつぶしに調べまくったのだが、置いてあったのは「逆転裁判2」の方のみ。やむを得ず2で妥協。

 ・日記を更新することなどサッパリ忘れて7時間攻略に没頭。


 (日曜日)
 ・既に一般劇場公開の終了した「宣戦布告」を観るため、ひとりで場末の映画館へ殴り込む。
 ・ガラガラの館内(上映前)にて、アドバンスの画面は薄暗いところでは表示できないことを知って衝撃を受ける
 ・映画を満喫して帰宅する途中、再び突然どうしようもなく無性に「逆転裁判(1)」が欲しくなったため、途中下車して購入。

 ・日記を更新することなどサッパリ忘れて9時間半攻略に没頭した挙げ句クリア。
 ・クリア時の時刻は本日午前2時30分。ちなみに途中でフル充電(10時間対応)のバッテリー電池が切れる


 ハジけすぎだよお前!!!


 すわ、マリッジブルーか!?(←相手の心当たりを探してからものを言ってください) すわマタニティブルーか!?(←本当にそうだったら2000年ぶりの奇跡到来です)
 ……と、振り返ってみて少々自分に哀れみを覚える睡眠不足の当方である。


 いやそれにしても驚いた。最近のゲームボーイのカートリッジはあんなに小さかったのか。あれではまるでスパイ大作戦等に登場するマイクロフィルムではないか(いい加減なことを)。
 オラの若ェ頃はゲームボーヤなんつうのはこんな分厚い弁当箱みてえな代物でよお、画面にも色サついてねがったしよお、「異議あり!」なんつうことを機械が喋ったりでぎねかったでなあ。まっことおったまげたなや(←そのいい加減な方言をなんとかしないと村八分を食らいますよ)。

 最後に購入した携帯用ゲーム機が初代ゲームボーイだった当方には相当なカルチャーショックであった。


 ちなみに木曜の日記にあった「山小屋の一夜」は、要するに遭難した4名の登山者が寒さをしのぐために部屋の四隅に立って、一晩中時計回りに荷物をパスし合っていた……というアレ、専門用語で言えばペルソナ様のことである。


1)逆転裁判……カプコンから発売された法廷シミュレーションゲーム。弁護士となって証人を尋問し、調査によって集めた証拠品をもとに証言の矛盾を指摘、依頼人の無罪判決を勝ち取るのが目的。
2)宣戦布告……麻生幾原作の小説を原作とする映画。北東人民共和国(どう考えてもモデルはあの国)から国籍不明の潜水艦を装って上陸してきたテロ部隊と、法の壁に阻まれながら自衛のための決断を迫られる日本政府の戦いを描く。相手の国の方々が皆ソリッド・スネークのように強かった。





 ↑先頭 ←トップ ↓怪傑倉庫 ↓合言葉は正義 ↓紳士掲示板 ↓リンク ↓メール
Kaiketsudoh Honpo: Shigen Harubara (Storekeeper)
harubara@cmail.plala.or.jp