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何がフィンランドの学校制度を良くしているのか?

 これは2006年6月3日,Etelä Saimaa紙に掲載されたコペンハーゲン大学フランス・アンデルセン氏のフィンランドPISA調査(2004-2006)の検証結果である。

何がフィンランドの学校制度を良くしているのか?

●アンデルセン氏の検証結果は:
●教員はその役割と十分な権能とを明白に持っている。
●教員は教育界の価値と教育習慣を熟知している。
●教材(特に教科書)は,上質のものである。
●生徒は授業中品行が良く,教師・生徒間の信頼関係は良く保たれている。
●教職員の職務上の官僚的部分は,デンマークより少ない。
●労働時間を上手く調整し,強力に教育に振り向けるよう使っている。
●教員は強く動機付けられ根気強く,問題に立ち向かい放棄するようなことはない。
●教員は仕事を好み,師範教育は上質のものである。勿論給与は悪いと感じられているが。
●教育補助員の教育への参加が貢献している。
●支援・補習教育が十分に行われている。
●特殊教育の水準が上質である。
●休み時間の過ごし方や健康維持のやり方が良い水準にある。

 


 

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