材料の得手・不得手

前のページでも書きましたが、家の材料にはそれぞれ、得手・不得手があります。

家を造るときは、それぞれの材料の特徴を良く知って(といっても私たち素人には限度があります

が)それぞれの場所に適した材料を使用しなければないけません。

家を造る主な材料には「木」「鉄」「コンクリート」があります。

以下に各材料の特徴を揚げてみます。

木の特徴

長所 短所
調湿作用がある。 常に湿気にさらされていると腐りやすい。
断熱性が比較的高い。 白蟻に弱い。(檜やヒバ等は除きます)
圧縮・引張に比較的強い。 年月が経つと伸縮で狂いが生じる。
断面が大きな木材は中心まで燃えにくい。

(表面が炭化して中まで火が通りにくくなる。)

断面の小さなものは燃えやすい。

鉄の特徴

長所 短所
粘り強い。(すぐには折れない) 熱に弱い。(柔らかくなって強度が低下する)
特に引張に強い。 錆に弱い。
白蟻に強い。 断熱性が低い。

コンクリートの特徴

長所 短所
特に圧縮に強い。 特に曲げ、引張に弱い。
熱に強い。 施工状況によって強度にばらつきが出る。
白蟻に強い。  

他にも色々とあるのでしょうが、はるがぱっと思いつくのはこのくらいです。

各材料とも長所・短所があるので、要はそれぞれの材料の長所を生かし、短所をカバーする様に

利用すればよいのです。

たとえば身近な例を挙げると、鉄筋コンクリートはコンクリートの引張に弱い短所を引張に強い鉄

筋を中に入れることでカバーし、鉄筋の錆に弱い短所を強アルカリ性のコンクリートで包むことに

よりカバーしているのです。

木材も湿気を防いでやればかなりの長期間強度が保てます。

長寿命の家は、どんな材料で造られているかということよりも、短所となる部分をどのようにカバー

しているかが決め手となると思います。