はる不愉快になる

      セキスイツーユーホームの見積もりを貰わないといけないのですが、なかなか出てきません。

      以前ユーザー宅を拝見した時にも、そろそろ見積もりがほしいと言っていたのですが。

      営業の篠原さんに電話して催促しました。

      この時に言われたのが、まず工場見学をしてもらってから見積もりを出したいとのこと。

      でも工場見学する、しないはこちらが決めること。そのことと見積もりの提出は別問題です。

      両社の価格が家の仕様に対して妥当なのかは、比べる物差しが無いとわかりません。

      そのことを話して再度見積もりを早急に出してもらう様言いました。

      この後の彼の一言が揺れていたはるの心を一気に積水ハウス寄りに押しやったのです。

      「お話を伺っていると、もうほとんど気持ちは決まっておられるように思えます。それなら積水ハウス

      さんに決められては。」

      悪気は無かったのでしょう。あせりがあったのかもしれません。

      でも、正直キレそうになりました。

      「ふざけるな、あなたにそんなこと言われる筋合いはない!」

      そう言いたい心をぐっと押さえて、

      「もしどうしても工場見学をしないと見積もりが出せないと言うのであれば結構です。お引取り願う

      だけですから。」

      爆発しそうな感情を押し殺してそれだけを言いました。

      それでどうにか見積もりを提出してもらうことになったのですが、余程のことが無い限りもう逆転は

      不可能になってしまいました。

 

      誤解を招くといけないのですが、営業の篠原さんは非常に自社の住宅に自信と誇りを持ち、家作

      りに情熱を燃やす人です。

      とても良く顧客の話を聞き、より良いプランを作ろうと努力されます。

      このときはその情熱が空回りしたのだと思いますが、ちょっと勇み足でした。