| 12/02/12(SUN) 復興需要中間報告 |
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復興需要に関して、1つの角度から見た有望銘柄を選定する試みを行いました。
その手法と結果に関して、今回は簡単に報告します。 ここに取上げたのは、少し前復興関連を検討したさいにピックアップした銘柄です。 それらにに関して、第3四半期の決算を元にその優劣を比較しました。 (数値が書かれていないのは、まだ決算が終わっていないためです) まず、この第3四半期までの売上、経常利益、そして受注残(記載がない場合は受注高) を、1年前の同期とその増減を比較してみました。 まず、1年前の同期に比較して、◎(+10%超)、○(+10〜0%)、▲(0〜-10%)、×(-10%超) の4段階に分けて点数化しました。 点数化する際は、売上(×1)<経常利益(×2)<受注残(×3)のように 傾斜配分にしました。株価にとって売上よりも利益が大切ですし、現在の売上、利益より、末来を 表す受注の方が大切だと考えるからです。 ※蛇足かもしれませんが、売上より利益が大切、というのはあくまでも株式投資を する際の基準です。地域や国への貢献、という観点では売上の方が大切になる場合もあります。 例えば、売上が1.000億円で利益が5億円のA社と、売上が100億円で利益が10億円のB社が あるとします。株式市場の評価は当然B社が上です。しかし、A社の方がB社よりも 雇用への貢献が大きいことは言うまでもありません。税金の支払いも雇用されている人が支払う分も 含めればA社の方が多いでしょう。 現在は利益至上主義が強まって、 売上が大きくても収益の上がらない事業は切り捨てる傾向が強まっていますが、 視野を広げた場合、その考え方は必ずしも正しくはないと思います。※
今回は、建設と橋梁に絞り込んで点数化を行いました。その結果なかなか興味深い結果に なりました。まず、売上ですが、建設は18社中12社で増えているのに対し、橋梁は5社とも減少 しています。復興需要は昨年の段階ではまだ橋梁には届いていないようです。 次に、経常利益ですが、これは建設、橋梁あわせて23社、◎が10社、×は13社、 驚いたことに○と▲が1社もありません。 つまり、収益に関しては勝ちと負けがはっきりと分かれてしまいました。受注、工事の進捗・コストの 管理方法など、それまでとの改善具合がはっきりと現れています。 特に橋梁は5社全部×となり、昨年現在では復興需要はまだ橋梁に届いていません。 最後に受注残ですが、建設は18社中4社を除いてプラスに転じてきました。 橋梁も2社がプラスに転じています。ただし、これらのうちどのぐらいが復興需要なのかまでは不明です。 しかし、橋梁も含めこれから徐々に受注は増えていくものと考えられます。 最後に、総合評価ですが、12点満点中10点以上に関してオレンジ色で塗りつぶして おきました。オレンジ色は23中4社になりました。 これだけが株価の行方をを決めるわけではないのですが、しかし現実の株価の動きを 見ていると、あるていどの相関関係があるように思います。 このフォローは 5月の決算でも行います。 ※ 株は自己責任で売り買いしてくださるよう お願いします。 |