ようこそ、自由への永い旅-Financial Literacy へ。
(2005/05/08更新)

 株式投資をしている理由の一つは、出きるだけ早く自由が欲しいからです。 自由とは広い概念ですが、欲しい自由は主に「経済的自由」「時間的自由」「精神的自由」 の3つです。しかしよく考えて見ると、後の二つの自由は最初の自由が得らると、ほぼ同時に 得ることが出来ます。

 「時間的自由」を今得られていないのは、サラリーマン稼業をしているためです。 毎月のサラリーの代償に一日の半分以上を拘束され、またごく例外的な場合を除いて 希望しない仕事でもこなさなくてはなりません。

 サラリーマンのたぶん半分程度の方は、 そうした中になんとかやりがいやら意味やらを見つけようとします。そして それがまっとうな大人の解決方法であり、安定した世の中を築いていく原動力に なり軽視してよい訳ではありません。しかし、それでも「時間的自由」 失われていることに変りはありません。

 例えば欧州に音楽を聞きに行く資金が出来たとします。しかし 当地の音楽会が日本のGWや夏休みに都合よく 重なるわけではないので、十分音楽を楽しむためには2週間程連続して 有給休暇をとらなくては行くことが出来ません。常識的には今の企業社会ではそれは 許されないでしょう。

 しかし、会社を離れても経済的に十分やっていける程の資金と運用スキルを 持っていれば、いつでも好きな時に何処にでも行くことができます。 「経済的自由」は即「時間的自由」になります。



 「精神の自由」の方はもっと深刻です。 サラリーマン稼業は無理にでも自分を洗脳させないとうまくやっていけません。 まったく面白くない仕事でも組織の中で意義をなんとか見出し、また 「楽しむ」とか「やりがいがある」などといった言葉に無理にでも 置換えて、自分を誤魔化さなくては他の社員についていけなくなります。

 あたりまえですが「経済的にも精神的にも会社に頼らないようになりたい」とか、 「上司の気持ちより市場の気持ちの方が大切」 などと間違っても言ってはいけません。それでも仕事に集中していればそんな本音を 言わなくていいのですが、雑談の時やアルコールが入っている時に本当の気持ちを 隠して我慢するのは結構精神的にキツイものがあります。

 人にも自分にも、もうこれ以上嘘を言いたくありません。 一刻も早く「経済的自由」を得て「精神的自由」を確保したいと望みます。 誰にはばかることなく自由に考え自由に行動したいと今切に思います。



 そして「経済的な自由」が得られたら、経済的な価値は少なくても 人に喜ばれる仕事、あるいはする意義があると考える仕事をしたいと 考えています。世の中、お金ではどうしても解決できないことが10%はあるからです。

 しかし、「経済的自由」はそんなに簡単に得られるものでは ありません。株をはじめて12年半、確かに下げ相場で損をしなくなり、 上げ相場で順当に利益が出せるようになりましたが、まだ「経済的自由」は得られていません。 しかしベクトルは「経済的自由」に向いています。 そしてこれまでは永い道でしたが、近いうちに必ず「経済的自由」へ到達します。 そんな思いを込めて「自由への永い旅 -Financial Literacy」と しました。



                                        管理人: こざらし2



 御注意



(2002/06/29更新)

 毎日まじめに働いていれば月末に間違いなく給与が貰える時代は 終わりになりつつあります。

 ムラ社会では個人は会社に、会社は銀行に、銀行は国に頼りきりでも なんとかなった時代でした。個人は自立していなくとも生きて行けました。

 しかし今では、会社は個人を出きるだけ安い賃金で働かせ、思い通りにならなかったら リストラしようとします。銀行は会社から資金を引きあげようとしています。 国では無能な政治家とお勉強しか能のなかった 官僚が借金の山をつくってしまい、まったく頼れなくなりました。

 個人は自分で自分の身を守るしかありません。 そこで株式投資です。そこは全くの実力だけの世界、勝者と敗者には無限の 差がついてしまいます。英知を傾け勝利をもぎ取らなくてはなりません。

 世の中はお金だけが全てではない…、その通りでしょう。ただし、 勝者にとってだけこの言葉は真実です。

 もし市場で勝者になり、無理に働く必要がなくなったら今度は人に喜ばれること、 例えばボランティア等をしましょう。あるいは、神様の悪戯で困っている人を助ける仕事、たとえば 知的・身体的障害者を自立させる事などに、貢献しましょう。