(12.06.16)

2012年の花 (ロイヤルハイネスなど)



 今年も花が咲き、そして美しい季節がまた過ぎ去っていきます。



 写真1)まず、家の柴ちゃんが6才になりました。誕生日のケーキ(犬専用ケーキ)を もらって、目が釘付けになっている柴ちゃんです。シッポと左側の耳が多少ぶれているのがお分かりでしょうか? これは、激しく動かしているからです。



 写真2)今年は冬が厳しかったので、桜の季節が多少遅れました。しかし、今年の桜はとても 美しかった。美しい桜を見られるのは数年に一度ですが、今年はそのあたり年 でした。





 写真3)柴ちゃんと同じ頃植えた八重桜も今年は美しく咲きました。 今年は特に淡くて透明感のあるピンク色が春の空に映えて鮮やかでした。 八重桜の樹高はすでに4メートルに迫り、これまでも病気知らず、丈夫な樹になりました。






 写真4)昨年秋にさなぎになって、この冬を部屋の中で越した「蝶一郎くん」2世が 春になって羽化しました。 ある朝気が付いたら自宅のカーテンで羽化したばかりの「蝶一郎くん」2世を発見、 昼過ぎには春の空に旅立っていきました。なお、「蝶一郎くん」のことは、 (10.09.11)蝶一郎くんの2010年夏物語を参照してください。





 写真5)2年前、「(2010.06.26) 薔薇」では、この↓花の名前が分からないと書いたのですが、 今年になってその名前が判明しました。それは「ロイヤルハイネス”royal highness”」 という名前の薔薇でした。






 写真6)今年は、薔薇の季節になって真っ先にロイヤルハイネスに 会いに行きました。ロイヤルハイネスは今年も淡くて清楚なピンク系の花をつけていました。 かなり早咲きなので、他の薔薇の盛りにはもう花が終わっています。

 さて、ロイヤルハイネスという花の名前は、1953年のイギリス 映画「ローマの休日」のアン王女(演じたのはオードリー・ヘップバーン)を イメージして、1962年にアメリカで名付けられたことを今日になってインターネットを 検索して知りました。







 写真7)私はつい先月、映画「ローマの休日」を自宅で観て、 というよりオードリーヘップバーンの可憐な姿を観て、彼女は あの薔薇の花、ロイヤルハイネスのようだと感じました。 映画の中では、アン王女のことをロイヤルハイネス”royal highness”と紹介される場面がありますが、 その時そう思ったのです。その直感が偶然的中していたことが分かって、 少し驚いています。

 なお、この言葉は、女性だけを表すわけではなく、一般的に高貴な方を指すようで、 英国ではエリザベス女王のことを”The royal highness”と呼称していますし、 日本の天皇家の方々も外国ではそう呼称されます。





 写真8)天皇家と言えば、この可憐な花は「マサコ」です。 皇太子のご成婚を記念して名付けられた薔薇です。





 写真9)以下の写真は今年自宅で咲いた薔薇の花です。まず、今年のドンファンははじめて 大輪を咲かせてくれました。大輪の美しさと強い香り、 それが嬉しくてしばらくは朝起きるのが楽しみでした。





 写真10)アイスバーグがはじめて花をつけました。 花弁が薄くてとても透明感がある清楚な花です。また、散り際まで美しさを保っていることも特筆に 値します。左上、柴ちゃんが覗いています。





 写真11)アイスバーグは次から次へと咲いて多数の花が咲き乱れます。 写真の上方のように、つぼみの時は淡いピンク色ですが、咲き始めると次第に 透明感のある白色に色が変化します。





 写真12)今年初めて花をつけた ピエールドゥロンサールも大輪の花です。花の外輪だけは純白のいわゆる覆輪系 の薔薇です。名前は、16世紀のフランスで「薔薇の詩人」と呼ばれた ピエール・ドゥ・ロンサール”Pierre du Ronsand” にちなんでいます。





 写真13)オーガニックローズオイルを買いました。 ブルガリア産の薔薇からとったオイルで、天然100%のバラ油です。 かなり強い香りです。このような香りはイングリッシュローズ(オールドローズ)系に多いようで、 最近のバラはこのような強い香りはしません。 ローズオイルは、色々と用途はあります(^.^)







(11.06.11)

2011年初夏の薔薇 



 今年も薔薇の季節がやってきました。



 1994年にドイツで作出されたピンク色の薔薇、サティーナの巨大なアーチです。サティーナはつる 薔薇でもないのに、こんな大きなアーチ状にフォーミング出来るなんて、素人から観ると 驚異の職人技です。前にたまたま写っている女性と比べるとアーチの大きさが 分かるかと思います。





 サティーナのアーチを横から見たところ。







 艶やかなライトピンク大輪花、バロネスロスチャイルド。1868年フランスで作出されたとても古くからある 薔薇です。ユダヤ系財閥のロスチャイルドとはどのような関係にあるのでしょう?完璧な 美しさです。






 クリームイエローの優しい花色は、エアフロイリヒ。 薔薇の本にも載っていないこのエアフロイリヒは、2008年にドイツで作出された薔薇です。





 競うように咲き誇るビロード状の真紅の薔薇、ラバグルート。秋になりやや寒くなった 方が深みが増すそうです。






 ピンクパウダーパフですが、この薔薇に関しては情報がほとんどありません。 可憐な薔薇です。







 最後に、自宅に咲いたドンファンです。 今年のドンファンは深い赤の花がとても美しく、花が大きく数も多く咲いて目を楽しませてくれました。 また、香りも強くて心が縛られるようでした。昨年庭に植えたばかりなので、樹丈はまだ大きく ありませんが、たぶんこの夏には1メートルぐらいにはなるでしょう。 秋の花も楽しみです。なお、ドンファンは数少ないイタリア作出の薔薇です。







 雨上がりのドンファン。







 朝日のあたるドンファン。











(11.05.28)

2010年秋 〜 2011年春の花 



 2011年春から遡って、2010年秋までの花の写真を紹介します。



 最初は、スノーボールとコテマリ。日の光に純白に輝くスノーボール、垂れ下がる花々のチェーンの コテマリ、 私はこの組み合わせがとても好きです。スノーボールは多くの水が必要な植物で、1日でも欠かすと たらんと花が垂れ下がってしまいます。水をやればすぐに花が上向き↑になります。奥の黄色い花は キングサリです。





 ボタンはドン!と咲いて、風が吹いたり雨が降ったりするとすぐに散ってしまいます。 花の見ごろがとても短く、派手な顔に似合わずはかない花です。





 一面に咲いた紫色の董を見つけました。董は整地したばかり等、 条件が悪い土地に咲きますが、他の雑草が進出すると 負けてしまい、やがてなくなってしまいます。はかない花のようで、やっぱりはなかい花です。 はかない董はよく芸術に登場します。夜の初めを「このズミレ色の時刻」と書いたのは T・S・エリオットのです。

 このスミレ色の時刻
 目も背中も机から離れて上を向く・・・

 モーツァルトには、ずばり 「すみれ」という愛らしいリートがあります。

 董が牧場に咲いていた。
 ひっそりと、誰にも知られずに
 本当に愛らしいすみれだった・・・






 春の朝早く、コテマリの若葉に暖かな雨が降りました。 雨の雫はまるでダイヤモンドのように、若葉の間で朝日に輝いています。





 梨の花は美しい。花びらは清楚ですが、花の中心部はちょっと艶かしい。






 今年は春がおそかったせいか、北海道の花であるライラックが紫の色濃く咲きました。 ちなみに北海道では、本州の梅雨の初めの頃にライラックが咲きます。その頃の北海道は オホーツク高気圧に覆われ、毎日のように青い空が広がり、一年で最も 美しい季節です。一度だけでいいですから、この季節の道北を旅したいものです。

 ライラックは別名で「リラ」ともいいます。T・S・エリオットは著名な詩「荒地」の冒頭を 次のように書いています。

 四月は残酷極まる月だ。
リラの花を死んだ土から生み出し、
追憶に欲情をかき混ぜたり、
春の雨で鈍重な草根を奮い起こすのだ。

 冬は人を暖かくかくまってくれた、
地面を雪で忘却の中に覆い、
干からびた球根で短い生命を養い・・・





 もみじの紅葉を、太陽光に透かして見るのが好きです。圧倒的な赤の攻勢から射す 木漏れ日が眩しい。空がコバルト色に高い季節でした。







 同じように、銀杏の紅葉を、太陽光に透かして見た写真です。目を 射すように輝く黄色です。