(07.09.29)
雲が好き、空が好き (その2)
「雲が好き、空が好き」その2です。
この半年、自宅近くの、あるいは出張や旅行に行った
際に撮ったものです。個人投資家の皆さんはどの雲が好きで
しょうか?
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写真1) 平凡な夕暮れの雲です。
秋特有の空の蒼さと、薄いオレンジ色の雲のコントラスト
がすごくいいです。空は無料の美術館、雲は天才芸術家、
光と風は名演出家です。
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写真2) 写真1から少しだけ時間が過ぎ、また少しだけズームされて
います。雲の魅力の一つが、その「はかなさ」です。雲は刻々と姿を変え、
2度と同じ瞬間はないのです。しかし、よく考えたら、人生もその通り
ではないでしょうか?
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写真3) 黄昏が迫る時刻、平野の真ん中に無言で立ち続ける樹木。
もう何十年、何百年と、ここに立って毎日夕暮れを愛でているのでしょうか。
その孤独感がたまらなくいいですね。
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写真4) 陽光に輝く雲です。
うろこ雲と綿雲の中間の、光が透けるほど薄い雲のようです。
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写真5) あまり見たことのない3重の層雲です。
見方によっては巨大な灰色のレンズ雲のようでもあります。
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写真6) 雲は平凡ですが、光のコントラストが好きです。
光が当たっていない黒い雲と、朝の陽光の恵みを受けた
輝くような白い雲、そして深い青空です。
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写真7) 白く輝く雲は、古代魚シーラカンスの尻尾のような形です。
魚の胴体部分はうろこ雲、尻尾の方は巻雲です。黒い雲と、青い空。
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写真8) 密度の薄いうろこ雲です。陽光の筋は左のほうから
射しています。光に沿って雲が流れているようにも見えます。
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写真9) 人魂のような形の雲です。雲の輪郭もはっきり
していません。この日は、こんな雲が幾つもポコポコ空に浮いていました。
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写真10) 夕暮れの薄い雲から見える太陽です。
これがあの真夏の太陽と同じ太陽かと思うほど幻想的な雰囲気です。
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写真11) 日没直後のオレンジの空です。
まだ直射日光があたっている雲は輝き、すでに陰に隠れた雲は色を
失っています。空は美しい夕映えです。
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(07.07.07)
光と翳、風と緑の饗宴(庭の植物2)
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梅雨の晴れ間、
夏の強い光が庭の植物に、容赦なく降り注ぎます。
その光は、植物の葉や枝や花にさえぎられて、強いコントラストの翳を
作り出します。
光と翳と鮮やかな緑が織り成す美、それがこの季節の見所の
一つです。
そして、雨上がりの今日、植物達も生き返ったように瑞々しく、
またそこに、さわやかな南風が緑を揺らしていました。
私はもとても心地よくて、
この世に生を得て、本当によかったと思えた一日でした。
庭をて手作りし始めて、まだ一年ちょっとです。背の高い植物はまだ
ありません。 しかし、
私は、例えばブルックナーの交響曲「ロマンティック」が似つかわしいような、
深い緑に被われた家が好きなのです。
そして、マーラーがしたように、
冬は都会で、夏は自然に囲まれて仕事をするのが理想です。
写真1上) イヌツゲです。またの名を「スカイ・ペンシル」と
いいます。空を目指して鋭く伸びているので、そのような名前に
なったのでしょう。太陽は右斜めにあり、こちら側に深い緑の翳を
作っています。
写真1中) 小さな杉です。淡い緑色がまぶしいほど光輝いています。
そして、こちら側には濃い緑の翳を見せています。
小さな枝も小さいなりに元気一杯に大きくなろうとしています。
写真1下) サカキです。肉厚の葉が緑のナイフのように
輝いています。よく見ると、葉の緑の濃さは、みんな少しづつ違います。
そして、地面には濃い影を落としています。
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写真2) デラウエアです。丸くて小さな薄緑色の実がついてきました。
毎日毎日少しづつ大きくなっていきます。日にあたっている葉は輝くような薄緑
色、濃い翳は風に吹かれて揺れています。
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写真3上) 一面に咲いたピンクのかすみ草です。普通の蜜蜂だとその重み
で花が垂れてしまいうまく蜜が吸えないようで、このかすみ草にはとても小さな
蜂が来ます。
南の島と違い、日本の夏の花はそんなに派手ではありません。
むしろ、このピンクのかすみ草のように、清楚で控えめな花が多いようです。
写真3下) 白いマリーゴールドです。上のかすみ草もそうですが、
マリーゴールドも、花がどんどん増えます。レンガに落ちた真っ黒な影、
白い(ちょっと黄色い)花と対照的です。
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写真4) 薄紫色のキキョウです。
一輪だけ咲きました。裏側から光が通って、半透明にも
見えます。
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写真5上) 午後1時の庭先です。奥の方は翳になって、
前のほうと対照的です。
写真5下) 午後4時の庭先です。午後1時とは、光の力が違います。
光が弱ければ翳も弱いのです。
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