(07.05.04)

庭の植物 



 花の季節です。 考えてみれば不思議なものです。人はなぜ花を美しいと思うのでしょう。 花に興味がない人はいても、花を 嫌いだという人はいないのではないでしょうか? 単に好き嫌いなら動物でも感じるのでしょうが、「美しい」という情感は 人類以外にはないといわれています。

 今回はこの4月、5月に自宅の庭で取った植物の写真を紹介します。 私は本格的に花壇をつくっているわけではありません。 春から初夏にかけて花屋さんにいっては、気に入った植物を買っては庭に 植えているだけです。 本来、植物によってすべて育て方が異なり、肥料や水の与え方も異なる はずです。しかし残念ながら、私はまだそこまで詳しくはありません。



 写真1) 八重桜です。この桜はソメイヨシノに遅れること 約3週間、やっと咲き出しました。左側は朝8時頃、同じ日のお昼頃、 急速に花が開きだしたことがわかります。



   写真2) 八重桜のアップです。花のつぼみは薄いピンク、 花が開ききらないうちはピンク色が残ります。満開になると清楚な白色の 花びらになります。



   写真3) 赤いハナミズキです。この花は昨年植えたのですが、 昨年は見劣りするような色彩の良くない花を短期間つけただけで、散って しまいました。大丈夫かなと、ちょっと心配したのですが、今年は元気に艶やかな花を 咲かせてくれました。成長すればかなりの大木になります。



   写真4) 左はマリーゴールド、とても育て易い花です。 ほとんど手入れしなくてもどんどん増えていき、秋遅くまで次々と 花を咲かせてくれます。遠くから見てもわりと映える花です。
右はリトルプリンセスという花で、ナデシコの一種のようです。 リトルプリンセスは今年初めて植えてみました。 小ぶりでとても愛らしくて、私は「ぶりっこ花」と呼んでいます。



   写真5) 小さな杉の木です。常緑樹ですが、冬の間はやや茶色がかった 色になります。春になると生気を取り戻して色が黄緑色になりました。 そして新しい枝が上に上にと伸び始めました。



   写真6) 左はいちごの花です。赤いいちごの実からは想像できない ような清楚で可愛らしい花です。
右は小さなたんぽぽと並んでいるいちごの花です。 ジュピター(木星)とビーナス(金星)が夜空で接近したらこんな風に 見えるのかなと思います。(実際はありえません)



   写真7) 植物も生き物ですので、毎年無事に冬を 越せるわけではありません。残念ながら昨年植えたばかりのネムの木は、 春になっても新芽を出しませんでした。昨年は元気一杯に薄い赤の花を 咲き誇らせていたのに・・・。私はこうなることを「沈黙の春」と呼んでいます。 他にも「沈黙の春」になったのは、シャラの木(夏椿)です。 昨年は芽は出したものの、花をつけなかったので心配していましたが、 残念なことにやはりダメなようです。



   写真8) 左はクローバーで。昨年の夏に一株だけ花壇の外に植えてみました。 水もやらないし、肥料も入れない、何も手入れをしないのに、 今はこんな具合に100倍ぐらいになりました。さすがに雑草は強い。
右は4つ葉のクローバーです。幸福になれるでしょうか?
他にも5つ葉、6つ葉、7つ葉、8つ葉までありました。 ここではないのですが、私は9つ葉まで見た事があります。



   写真9) 左は今年植えたブルーベリーです。無事に育つか? ブルーベリーは必ず二株以上をそれぞれ近くに植えなければならないそうです。
右は今年植えたシャクナゲです。西洋のシャクナゲと東洋のシャクナゲは これが同じシャクナゲ?と思うほど色も形も異なります。



   写真10) 公道と私有地の境目にベニカナメを植えています。 この植物もタフなやつです。ほとんど何もしなくても、どんどん成長していきます。 春先に高さを整えてやらないと、どこまでも上に伸びようと します。
ベニカナメの厚い葉は、陽光に輝いて緑の刀のように見えることが あります。



   写真11) 左はコスモスも双葉です。とても小さく、まだ1cm以下で、 よく見ないとわからないほどです。
庭で土いじりをしていると、変な形の雲が出てきました。雲と空の境界線も はっきりしていません。オバケ雲でしょうか?

 植物と雲はどちらも地球の生態系にきっちりと組み込まれていて、 お互いに不可分の存在です。もし、地球に雲がなくなれば、植物はほぼ全滅して しまうのは誰にでもわかります。反対に、もし植物が全滅したら、実は雲も やがてはなくなるのです。



 @もし、植物が突如全滅したら、地球の気温がどんどん上がり始めます。 空気中のCO2(二酸化炭素)を吸収する植物がなくなるのですから、CO2 は増えるばかりです。CO2を出しまくっている人類がいなくなっても、 火山などからCO2は出続け、地球は灼熱地獄になります。

 Aそうなると、海の水は蒸発して分厚い雲を作ります。 そしてさらにCO2が増えて、温暖化がさらに進みます。 もしも、それが何億年も続けば、水は次第に宇宙空間に逃げてしまい、 地球から雲が消えるというわけです。 (水による雲は消えるが、ダスト(埃)やガスによる雲は出来るかもしれない)

 Bしかし、そうなる前に、小惑星のかけらなどが、地球に衝突する 可能性が高いのです。(過去には何度も衝突している) もしも、直径数キロの物体が地表に衝突すれば、その衝撃によって、 細かいダストが成層圏にまで吹き上がり、 その結果太陽の光を遮ります。灼熱地獄だった地球は逆に 冷えていきます。

 Cもしも、ダストが長い間成層圏に残れば、地表は冷え切り、海水はすべて凍って しまいます。地球はいわばでっかい雪だるまのようになります。 こうなってしまえば、たとえダストが成層圏からなくなったとしても、容易に地球は あたたまりません。雪や氷は、太陽の光を宇宙空間に反射してしまうからです。

 Dしかし、もしも地球が生きていれば、火山などからCO2が出続けます。 やがて地球はCO2の温室効果により温められ、雪や氷が溶け出します。 地表深くに隠れていた植物のタネは発芽し、CO2を吸収して代りにO2(酸素) を発生します。O2がある程度多くなれば動物も復活するかも知れません。

 実際、地球は生まれたての頃は、Aの灼熱状態だったといわれています。 その後、水が宇宙空間に逃げる前にBになりました。 そして、BCD→BCDの過程を、地球45億年の歴史の中で何度か繰り返して います。幸いにもまだ@にはなったことがないのですが、これは将来 人類が人為的に@をおこす可能性があります。

 庭の植物の手入れをし、空を見上げ、私はそんなことを思っていました。





(07.01.27)

雲が好き、空が好き 



 雲が好き、空が好きです。
雲の素材は、「空気」と「水」と「光」だけです。 このわずかな素材が織り成す雲の美しさ、多様さは地上のどの余物を もって替えることが出来ません。
空の表情は主に雲が作り出しています。その微妙な変化、 そして時には劇的な変化は私を惹き付けてやみません。

 雲はその瞬間瞬間、形を変え、二度と同じ形にはなりません。 美しい瞬間は速やかに去り、 二度と見ることが出来ない、そのはかなさこそは芸術の 本質だと思います。



雲の十類 ( 気象の辞典:和達清夫監修 1993.2 東京堂出版 より) 

1:巻雲  Ci ( 毛状雲、ふさ雲、もつれ雲 )
2:巻積雲 Cc ( レンズ雲、蜂の巣状雲 )
3:巻層雲 Cs ( 霧状雲、波状雲 )
4:高積雲 Ac ( 層状雲、搭状雲 )
5:高層雲 As ( 半透明雲、ちぎれ雲 )
6:乱層雲 Ns ( 降水雲、尾流雲 )
7:層積雲 Sc ( 層状雲、不透明雲 )
8:層雲  St ( 霧状雲、降水雲 )
9:積雲  Cu ( 並雲、断片雲 )
10:積乱雲 Cb ( 入道雲、かなとこ雲 )



 以下に雲の写真をアップしました。いずれも自宅近くの、あるいは出張や旅行に行った 際に撮ったものです。

 写真1) レンズ雲です。春と秋の穏やかな日によく見られます。 レンズ雲は集団で現れることも多く、空のあちこちにレンズ雲が出るような日は 飽きずにずっと空を眺めています。中にはUFOと間違うようなきれいな形の レンズ雲もあります。



 写真2) 小さな積乱雲です。写真は9月だったと思います。 秋になると夏場のように強烈な上昇気流が地上から供給されなく なります。 7月、8月に現れる大入道雲とは違い、9月のそれは小さな突起がぽこぽこあって、 愛らしささえ感じます。



 写真3) とても綺麗な、そして見方によってはちょっと不気味な 「うろこ雲」です。季節はもちろん秋です。空の深い青との コントラストがいいですね。



 写真4) 巻き雲が夕映えの光を受けてピンク色に染まっています。 やや暗いコバルト空の青とのコントラストも美しいです。 夕焼け時にはこのような美しい空がしばしば展開されます。 この世界は芸術に溢れています。



 写真5) これも夕焼け時です。 多様な雲々が無秩序に空を占めてます。光があたっている雲は鈍いオレンジ色に 輝き、光の恵みがない雲は黒いシルエットのようです。





 写真6) これも夕映えの頃の雲です。 (実際は違うでしょうが)雲が左右に飛び交っているようにも見えます。 何か嵐の予感がします。赤い血のような色は、革命前夜のようです。 ショパンの「革命のエチュード」をききたくなります。



 写真7) 張り出した大型の雲の塊が、夕方の光に不気味に照らされて います。 もしこの色がピンクではなく黒だったら、映画”Independent Day”に出てくる、都市を襲う超大型のUFOに そっくりです。





 写真8) 平凡な春の浮雲です。
私は小学・中学時代に野球、高校・大学時代に陸上競技、そして今はテニスと、 屋外でするスポーツを好んでやってきました。雲を見ることができるのも 屋外のスポーツを選んだ理由の一つです。
たおれる寸前まで走りこんでゴールしてから、芝生に仰向けになり空を見上げ ます。 空にはこんな浮雲がぽっかり浮いている、私はそれだけで 「生きている、しかも健康に!」という幸福な気持ちに なります。



 写真9) 動物の尻尾のような普通の雲です。 私も雲になって、風の向くままふらふらと、形を変えながら 空を漂っていたいと思うときがあります。
その昔、「こざらし株式投資」の壁紙に使っていたものです。



 今一番写真に撮りたいのは、夜明け前の雲です。 厚い雲の一部に穴があいていて、そこから夜明け前の青い空が見える、 そんな写真です。音楽で例えると、セザール・フランクの交響曲ニ短調の第一楽章 冒頭のようなイメージです。









(06.06.24)

柴ちゃん 物語 (shiba 2005.12.25-)



 2月の始めに柴犬(女の子)を1匹飼いました。全然関係ない話ですが、 柴ちゃんの誕生日はあのイエス・キリストと同じです。明日6月25日が生まれて ちょうど半年ですね。

 ところで、本などには「柴犬は飼い主だけに忠実」と書いてありますが、 まったくの嘘だと思います。私が知る限り柴犬は、誰にでもなつく柴犬と、 (飼い主も含め)誰にもなつかない柴犬の2種類に分かれます。この柴ちゃんは 誰にでもすぐになつくので、番犬にはなりません。写真ではなぜかクールに写るの ですが、相当おてんば犬です。

 好きな食べ物は、ドッグ・フード以外では、 ところてん(しょうゆとからし入り)と豆腐です。 さすがは日本犬ですね。でも柴ちゃんは、ところてんならばなんでも いいわけではありません。好みのメーカー、商品名が ちゃんと決まってます。



   写真1) 家に来た頃は「狭い檻はいや、外に出て走りまわりたい」とばかり 猿のようによじ登りました。 体が軽かった頃は自力で外に出ることもありました。



 写真2) 柴ちゃんは目がとても綺麗です。銀杏のような形の目をしているので、 「銀杏目」とよんでいました。



 写真3) 桜が咲く頃から、柴ちゃんは昼間だけ外で過ごすようになりました。 日光が強くなったので黄色いパラソルを買ってもらいました。パラソルの紐が 風でひらひら するのを不思議そうに見ています。



 写真4) 柴ちゃんが昼間過ごす脇のところに、桜の樹を植えました。 将来はこの樹が影を作ってくれるので、パラソルはいらなくなるでしょう。 大きな桜の樹の下で、のんびりと昼寝をするのを、柴ちゃんは今から楽しみにして います。この桜が大樹になるまで生きるんだよ。



 写真5) 散歩をして喉が渇いた柴ちゃんは、水道の水を飲んでいます。 鳥は柴ちゃんを見下ろして、いっぱい飲んでね、って言っているようです。 柴ちゃんの鼻についた水滴が可愛いですね。



 写真6) 最近の柴ちゃんです。夏になっても毛皮を着ている柴ちゃんは暑そうです。 口をあけてハッハ言って、なんだか笑っているみたいです。 気温が30度を超えるようだと、昼間も室内犬ですね。