(06.12.31)
男の品格 川北義則 著 PHP研究所 :2006/04発行
快楽なくして 何が人生 団鬼六 著 幻冬社新書 :2006/11
快楽は悪か 植島啓司 著 朝日新聞社 :1996/08
マディソン郡の橋 ロバート・J・ウォラー 著 文藝春秋社 :1993/03
いい女 藤本ひとみ 著 中央公論文庫 :2006/10
精子戦争 ロビン・ベイカー 著 河出書房新社 :1997/6
今年もずいぶん本を買い、また読みました。いうまでもなく、
本を読まなければ、自分の周囲の平凡な人の平凡な意見しか聞くことが出来ません。
あるいは、マスコミによってフィルタリングされた、毒にも薬にもならない
最大公約数的な意見を無意識に信じ込まされてしまいます。
周囲に適応して可もなく不可もなく生きるものいいかも知れません。
本を読み自分で考え、その結果周囲とは異なる考えを持つのは、ある種の苦痛
や周囲との摩擦が伴うからです。
みんなと同じ、それが何よりも気楽であり、またそのような人が多いほうが社会が
安定的になります。
しかし、一度しかない人生、それではつまらない
と言う考えも悪くはないと思います。
さて、ここ2、3ヶ月に読んだ本の中で興味深かった本を6冊だけ
簡単に紹介します。
いずれもちょっと柔らかめの内容ですが、読んで損はない本ばかりだと思います。
なお「快楽は悪か」だけは、古書店で手に入れたもので、
現在は書店にはないかもしれません。
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男の品格 川北義則 著
著者は1935年生まれ、生活経済評論家ということです。
「男の品格」というタイトルは、流行語にさえなった「国家の品格」の
パロディーを連想します。しかし、この本は男性論であり、女性の方にも
読んでほしいと思います。
著者が主張していることは、
「仕事上手になりたければ遊び上手になれ」
「遊び上手は家庭も大切にする」
「恋愛は他人の女とするものだ」
「群れないですむ趣味をもつこと」
「自分なりの美学をもつこと」
「自分の都合でお金と時間をもっと使うこと」
などです。
株式投資に関しては記載がないのですが、ライブドア事件に関して、こう書いて
います。
「ルールを守っていれば何をやってもよい」という考え方が否定されるのは
おかしい。それよりもホリエモンは男の品格がなかったので、必要以上に
世論に叩かれている。目の前の利益をすぐに取りにいくのは品格に欠ける
行為である。
快楽なくして 何が人生 団鬼六 著
著者は1931年生まれ、一部の方には著名な官能小説家、ピンク映画監督です。
真面目くさって一生懸命働いたって、この世は夢のようなものだ、遊べ、遊べ
と、団鬼六氏は、生まれてから老人になった現在まで、
遊びと快楽に生きた人です。現在は人口透析拒否という、まさに命をかけた
最後の遊びの真っ最中のようです。
こんな人に、私は勝てません。
快楽は悪か 植島啓司 著
著者は1947年生まれ、東大卒、関西大学教授です。
朝日新聞(大阪版)に連載されたエッセイを集めたものです。連載時には、
「これが大学教授の公言する内容か」
「こんな大学教授のいる学校に娘はやれない」
との抗議の手紙が殺到したそうです。
マジメな人が多い朝日新聞の読者ならでは?と思います。
著者は例えばこんな主張をしています。
ぼくは、人間はまったく違った二つの側面を持たなければならない、と
考えている。
優秀な教師にして、夜はバーに出没して男と遊ぶ、
どうしようもない不良少年なのに、やたら本を読む、
一見平凡な主婦に見えて、為替の専門家
そういうのこそ魅力的なのであって、「この道30年」なんていうのはキライ。
そして勲章というのはそういう連中にしか贈られない仕組みになって
いる。
マディソン郡の橋 ロバート・J・ウォラー 著
著者(Robert James Waller) 1939年生まれの小説家です。この小説は
だいぶ前にクイント・イーストウッド主演で映画化されヒットしています。
ノスタルジックでゆっくりと経過する時間が印象的な、とてもよい映画でした。
現在はDVD化されていますが、40才以下の方はわからないと思うので、まだ
見ないほうがいいと思います。しかし、小説の方は映画のように読者の
心に発生する映像が固定されないので、40才以下の方が読んでもOKでしょう。
「日に日に無神経になってゆくこの世界で、わたしたちは瘡蓋だらけの感受性
の殻に閉じこもって暮らしている。どこまでが大いなる情熱で、どこまからつまらない
感傷がはじまるのか、わたしにもよくわからない」と書いています。
いい女 藤本ひとみ 著
著者の生年月日は記されていませんが、1950年代後半かと思います。
ナポレオンものなどを得意とする歴史小説家でありノンフィクション作家でもあります。
またご自身がとても「いい女」でもあります。
完璧な主婦であり母親であることに、疑問をもった主人公が、色々な出会いを
通じて女として目覚めるストーリーです。
これだけ書くと、なんだか安っぽいTVドラマのようですが、
そこは藤本氏です。丹念な取材に加え、ご自身の体験も加味されて
いるのでしょう、粋を利かせた表現、ディテールも随所に見られます。
余談ですが、私もこれからいい女になろうという意欲のある女性を
サポートしたいな、と思っています。それが「男の品格」
かもしれません。
精子戦争 ロビン・ベイカー 著
著者(Robin Baker) 1919年生まれ、英国マンチェスター大学の
生物学者です。
「幸せでも男は浮気したくなるのはなぜか」
「他人のセックスをみて興奮するのはなぜか」
「男女のオーガズムの違いとは」
などの性行動を「精子戦争」というキーワードで生物学的・実証的に解説
しています。
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(06.04.01)
人は見た目が9割 竹内一郎 著 新潮新書 :2006/02発行
下流社会 三浦展 著 光文社新書 :2005/09
麻原彰晃の誕生 高山文彦 著 文春新書 :2006/02
国家の品格 藤原正彦 著 新潮社新書 :2005/11
ヴァイオリニストの音楽案内 高嶋ちさ子 著 PHP新書 :2005/10
今年になってから読んだ本の中で興味深かった新書を5冊だけ
簡単に紹介します。私は、
普段は読書の時間がなかなか取れませんが、出張の移動中などを活用して
できるだけ多くの本を読むようにしています。
新書ならば一冊2,3時間で読むことが出来、往復では2冊読むことがあります。
本は3、4冊用意して新幹線や飛行機に乗ることにしています。
たった1冊だけですと、もし途中でその本が「ハズレ」だとわかると
それ以上読書を続ける気がなくなり、せっかくの読書チャンスを失って
しまうからです。「ハズレ」本はやがてBOOK-OFF行きです。
読書は「すればよい」という訳ではなりませんが、
「必ずしなければならない」のが読書です。読書という孤独を通じて
物事の本質を自分の頭で考え、自らの価値観の体系を常にリニューアルする作業は
死ぬまで続けていかなければならないと思います。
それが出来なくなった時がその人の寿命ともいうべきでしょう。
80歳でも寿命が来ない人もいますし、40歳ですでに寿命の方もいます。
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人は見た目が9割 竹内一郎 著
著者は1956年生まれ、比較社会文化を専攻したようです。
「人は見た目が9割」というタイトルをみて面白そうだなとは思っても、
「やっぱり美男美女は得だ」という内容ならつまらないな、
と思い、しばらく買うのを避けていました。
しかし、この本はまじめな日本人論なのです。
日本人のコミュニケーションには8つの特徴があるそうです。
ここでは詳しくは記しませんが、それは「語らぬ」「わからせぬ」
「いたわる」「ひかえる」「修める」
「ささやかな」「まかせる」「流れる」だそうです。
詳しくは本を買ってください。
近年日本のアニメや映画などのコンテンツがアジアのみならず欧米でも
受け入れられてきました。しかし、彼らと私たちではそこから受け取る
メッセージはずいぶん異なっているかもしれません。
下流社会 三浦展 著
著者は1958年生まれ、マーケティング・アナリスト(初めて聞く言葉)だ
そうです。
日本は長らく「総中流社会」といわれてきました。
しかし、1990年のバブル崩壊、それに続くデフレの進行によって中流層は少数の
上流と多数の下流に分裂してきたといわれています。
「下流社会」はそうした傾向を、多くのデータを駆使して論理的に説明しています。
また著者によると、若い人が下流社会に転落するときのキーワードは
「自分らしく生きたい」
だそうです。「自分らしく生きたい」とは、社会と正面から
向き合うことを避ける魔法の言葉、あるいは隠れ蓑だそうです。
またこの本は、ちょうど小泉政権大勝利の直後に発売され、
そのタイムリーさで世の話題をさらいました。
小泉さんは以前から繰り返し繰り返しこう主張しています。
(本当の意味は→の後です)
「貯蓄から投資へ」 → 「金持ちはより金持ちになるべきだ」
「大きな政府から小さな政府へ」 → 「政府は貧乏人の面倒を今後はあまり
見ないことにする」
小泉さんこそは強力な二極化推進者です。
麻原彰晃の誕生 高山文彦 著
著者は1958年生まれ、大宅賞のノンフィクション作家です。
麻原氏の生い立ちからオウム真理教の崩壊までを丹念な取材を通じて、その真実に追った
記録です。
賛否両論(というか、「否」のほうが圧倒的に多いのでしょうが)
があるとは思いますが、麻原彰晃という人間は生身に接すると、
たぶんすごく魅力があったのでしょう。そうでなければこれほど多くの人生を狂わせたり
は出来ないでしょう。私は人が宗教に傾倒する気持ちがよくわかる
つもりです。
国家の品格 藤原正彦 著
著者は1943年生まれ、数学者です。また作家新田次郎のご子息でもあります。
私は1980年代の初めに氏が著した「若き数学者のアメリカ」「数学者の言葉では」
の頃から藤原氏の読者です。
氏はこの著書の中で「論理の危うさ」を説きます。
国家の種々のシステムを論理で決めてはいけない、といいます。
この言葉だけでは論理を得意とする数学者らしくないように思われますが、
実はそうではありません。詳しくは本を買って読んでください。
ヴァイオリニストの音楽案内 高嶋ちさ子 著
著者の生年月日は記されていませんが、1960年代後半かと思います。
高嶋さんはヴァイオリニスト兼タレントでしょうか、私はTVをほとんど見ないので
よくわかりませんが、私好みのちょっと愛嬌のある美人です。
さてこの本はクラシック音楽のいわゆる名曲・名盤案内です。
クラシック初心者向けにやさしく書かれていますが、それでも語り口の
うまさで結構楽しく読めます。
また、その曲ごとに推薦盤がひとつ載っているのですが、その選択が
なかなかだと思います。
たとえば、モーツァルトのト短調交響曲K550は、ブロムシュテット=ドレスデン盤を
あげています。この演奏は、たとえばフルトベングラーのスタジオ録音盤の、
この世の終わりかと思えるようなデモーニッシュ極まる演奏とは対極にあります。
ブロムシュテットの演奏は穏やかで美しく、リッチな気持ちになる大人のト短調
です。この至高の音楽には、100種類以上の録音がカタログにありますが、
この演奏を選択するとは!、と思いました。
またベートーベンのハ短調交響曲にはカルロス・クライバーを、
マーラーの「巨人」にはバースタインを、ショパンのピアノコンチェルトには
若き日のアルゲリッチをあげ、オーソドックスな選択で安心できます。
また、自分のことを「美人であるがヴァイオリンの才能はそれほどない」、と認めて
いるのもいいと思います。
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(06.01.02)
ドラゴン桜 三田紀房 作 講談社:2003/10(1巻) -2005/12(11巻)今後続巻
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まず、「ドラゴン桜」の簡単なあらすじを記します。TVとコミック本では多少筋が異なる
ようですが、ここではコミックの筋を記します
龍山高校は、将来フリーターやニートが多く排出されそうな俗にいう底辺高校です。
少子化の影響もあり、この高校はほとんど潰れそうです。
そこに債権整理に乗り込んできた桜木弁護士(元暴走族だそうです)、方針を180度転換して、
1年後に東京大学の合格者を出して有名にし龍山高校を再建する道を選びます。
そして3年生の中から男女1人つづを選んで(TVでは6人でした)、特別進学クラスを編成します。
また校外から個性的で優秀な受験のプロ講師を招いて二人に特別な猛特訓をします。
TVドラマでは3人が東京大学に合格するのですが、現在11巻まで出ているコミック本では、
まだ受験までは進んでいません。
さて、このコミックの面白さの第1番目は、
教育現場や家庭において、「誰もが平等であると教えられる欺瞞」を白日の元にさらして
しまった点であると思います。
ちなみに先に記した「下流社会」によると、
日本の上流家庭の子供は、世の中は平等ではないと教育され、
下流家庭の子供は平等であると教育される傾向が強いとのことです。
そして第2番目は、日本国民のほとんどを占める「非成功者達」にとっては、
ぼんやりとしか認識されていなかった、
成功者になるための真実を明確な言葉で表現したことでしょう。
このコミックは、成功哲学のマンガ版であるとも言えます。
また、「ドラゴン桜」には、東大受験だけではなく、株式投資で成功するためのノウハウも、
ふんだんに盛り込まれているように思えます。彼の言葉を以下に紹介します。
(なお、「ドラゴン桜」では、株式投資に直接ふれている場面は1ヶ所だけあります。それは、
優秀なアナリストはデータを分析するだけではなく、その結果を体感するために街へ出る、
と桜木弁護士が生徒にいう場面、我々個人投資家もよく行う行動ですね)
桜木弁護士は、最初に龍山高校の全生徒の前で挨拶をした際、
生徒たちに「どいつもこいつも バカツラばっか…
お前ら一生 負けつづけるな…」と言います。そして以下のように言って、
勉強をする意義を生徒に説きます。
”社会のルールってやつは すべて頭のいいやつが作っている…
そのルールはすべて頭のいいやつに 都合のいいように作られているんだ
逆に 都合の悪いところはわからないように かくしてある
それでも頭を働かせるやつは そこを見抜いてルールを上手に利用する”
”いいか、
賢いやつはだまされずに 得して勝つ
バカはだまされて 損して負ける”
これは本当に実感しています。例えば、私が必要に迫られて理解しなければならなくなった、
「民法」「独占禁止法」「特許法」「会計学」などです。理系の私には、これらはなぜこんなに
曖昧模糊として、わざとわかりにくくしてあるんだろう、と感じます。
しかし逆に、これをすらすら理解できたら、その利用の仕方によっては、
大きな富と成功がそこに眠っているのだろう、とも感じます。
法律=ルールを知らずに戦う人は、ルールを詳しく知っている頭の良い人に
かないません。ルールを詳しく知ってそれを応用することの出来る人は、
騙すつもりがなくても、
負けた方は騙されたと感じるのかもしれません。頭を使わない人は、頭を使う人に戦う前に
すでに負けているということです。
また我々個人投資家は、チャートブックや日経新聞、そして四季報などを駆使して、
市場から利益をあげます。私はやっと年に1.000万円稼げるようになりましたが、
1億円稼ぐ投資家も沢山います。しかし、チャートブックや日経新聞、そして四季報等を
効果的に読む能力のない人にとっては、毎年当然のように利益が出る投資家を、
まるで魔法使いのように思えるのでしょう。
また桜木弁護士は別の場面で、特別進学コースの二人に、知るということの意味を
こう言います。
”「知る者」と「知らざる者」にわかれるということだ
「知るか」
「知らないか」
たったこれだけの違いで有利か不利かの差が出るんだ
つまり…「知らない」ということは実に恐ろしいことなんだ
逆に…
「知る」ということ…
その知識や情報は幸福をもたらす 強力な武器だということだ”
株式投資でも、例えば過去のことを知ることは非常に大切になります。
株価は一般的に未来を織り込こみますが、その未来は過去と無関係ではないからです。
どれどころか、未来の株価パターンのほとんどが過去に出現したパターンの
繰り返しになるからです。
過去の株価パターン(チャート)の解析もせずに、
また、ファンダメンタルズを読み解くための勉強もせずに、
偶然と勘だけを頼りに、最後まで利益を上げ続けるのは選ばれた天才だけなのです。
99.9%の人間は、当然知るべきことを知らなくては太刀打ちできないと思います。
知るべきことを知って、戦いをしなくてはなりません。
”イチかバチかで東大を突破しようなどという
ギャンブルはしない
我々は…
勝つべくして勝つ…”
とてもよい言葉だと思います。株式投資でも当然勝つべくして勝つ方法を、
取り入れなくてはならないと思います。偶然勝つのではなく、必然的に勝つようにする、
これが利益を持続させる要だと思います。
”要は… 一時の感情で利益を失うバカにはなるなってことだ…”
この言葉は、すぐに激高してしまう男子生徒に対して放った言葉ですが、
株式投資にもよく当てはまります。株式投資においては、
感情のコントロールが即、利益のコントロールに他なりません。でも、
感情のコントロールはとても難しいです。
”しかし、ただ信じて心に念じているだけだと
ただの妄想にすぎない
信じる時には
まず材料を用意し それをもとに具体的に
イメージを作ることが大切だ
イメージが湧くものは努力すれば実現可能だ”
これは近年よく言われますね。
例えば自分が大きな富を作ったら、どうなっていたいか、
何をしているのかが、具体的なイメージができていないと、
夢の実現は難しいといわれています。
桜木弁護士自身は、「ボロ高校を再建させて有名になり金を稼ぎまくり、
虎ノ門に弁護士事務所を構える。そして、とびきりの美女をはべらせる」
という夢を描いています。すごく具体的です。
桜木弁護士は元暴走族という設定で、コミックではTVにない
かなり過激な表現があります。以下は、女生徒を特別進学クラスに勧誘するときの
言葉です。
”こんなボロ学校 出たって将来 お先まっくらだろ
フリーターやって
金欲しさに風俗やって
ロクデナシの男につかまって…
お前だって薄々 感じているだろ
このままいきゃ
ロクな人生じゃないって”
これは私が社会人になって暫くして感じた感覚と、とても似ています。
私が最初に入った会社は決してボロ会社ではなかったのですが、
しかし、そこに働く四十代、五十代の人たちを未来の自分と重ね合わせた時、
「この人達と同じことをしてはいけないのだ、ロクな人生じゃない」と強く感じました。
だからといって、何をすればよいのかはすぐにはわかりませんでしたが。
さて、桜木弁護士は生徒に「キミたちの向こうには無限の可能性がある」などという
綺麗ごとはほとんどいいません。そして人生を180度回転させるには東大に入ることである、
それで何の夢も描けない真っ暗な闇から抜け出せるんだ、
そしてそれはやり方によっては簡単だ、と説きます。
”いいか…
人間社会で 無事平穏に 生き抜くこと…
これ事体が難しいんだ
それに比べりゃ…
東大へ入るなんて
楽なもんよ!”
”「正しく読む」能力を身につけるには
常になぜという疑問を持つこと
街を歩くときも本を読むときにもしなくてはいけません
ぼんやり歩くのではなく文章の字面を目で追うのではなく
疑問を投げかけるのです”
これを言っているのは、国語担当の芥山先生(芥川龍之介に似ている)です。
なぜそうなのか、疑問を持つことの大切さを生徒に説いた言葉です。
街を歩けば、店を覗けば、人と会話すれば、株式投資のヒントはいくらでも出て
きます。
世の中自分に関係ないことはほとんどないと思いますが、時間は無限ではないので、
実際はどこを見切るかが問題になります。
最後に、再び桜木弁護士の言葉を
”金イコール汚い
なんて
道理と本質から目をそむけた教条主義のメルヘンバカだ
金にきれいも汚いもない
金は金だ”
金を汚いと思っている個人投資家は一人もいないと思います。
ジェイコムの誤発注で偶然利益をあげた人にも「おめでとう」と感じるようになれれば、
よいですね。