安曇野へツーリング&リバーツーリング

日時:2006.9.16〜18
バイク:ヤマハ SRX400
燃費:29.5〜29.7km/L
距離:約556km
ここ3年、安曇野で仲間同士でカヌーのリバーツーリングを行っています。そのイベントに今回はツーリングも兼ねて参加しました。台風がきそうで、3日間曇り時々雨の予報の中、やや意地になりつつも車にしようか最後まで迷った挙句、結局最近ツーリングしてなくてここのネタにも事欠く状態だったため、バイクで行くことにしました。SRXのリヤシートに初めて荷物を載せて出発。

2006.9.16 東京〜青木湖〜大町

家を午前6時前に出発。一番近いスタンドでガソリンを補給。最近街中しか走ってなかったけど、リッター20km。燃費が良くなってきた?環七から国道20号へ入り、調布インターまで下道で走る。まだ混んではいないが、交通量は少なくない。高速が混まないといいけど。中央高速に入って少しすると渋滞気味になってきた。すり抜けしつつも無理はしない。八王子を過ぎると渋滞もなくなり順調に走るがかなり寒い!山梨に入る頃から雨もパラパラ。韮崎で降りて再び20号へ。少し走ると補修しておいた右リアウインカーが折れた。仕方なく白州の道の駅←で再度補修。ついでに湧き水を飲んでみた。癖がなく美味しい(^^♪
今日は12時に青木湖集合なので、それに間に合うようにペース配分を考えながらの走行。どこかで朝食でも…と思いつつもいつもの癖で結局止まらずに走ってしまった。20号は去年の夏も茅野までは走ったが、それ以降は初めて。諏訪湖の辺りでも少し寄ろうかと思っているうちに過ぎてしまった(^^ゞ塩尻に来ると、20号の終点。ここから先は19号に入る。これで20号は全線走破したことに。この後、松本で給油。ここまで220km。燃費は29.7kmでした。これまでの最高!20号の流れがヨカッタからでしょう。北海道なら30は越えるな。
松本から147号に入り、あとはそのまま。時間もありそうなので、10時半にようやく穂高のコンビニで朝ごはん。当初一緒に車で行こうと思っていた先輩にどこまで来てるか電話してみるが「いま自宅のベッドの上」とのこと??どうも最近激務で体調を崩してしまったらしい。他にも一緒に乗るはずだった親子は電車で向かうとのこと。今朝決まったらしいが、車出せと言われれば出してもヨカッタけどなぁ(^^ゞコンビニから出た瞬間から雨がパラパラ(-_-;)しかも青木湖に近付くほど強くなってきた(T_T)しかし、短い時間なので合羽は着ないで11時半到着。イタリアンレストラン「樹安亭」に集合。まだ誰もいない…。
樹安亭に全員揃うのに時間がかかったため、結局3時くらいまで飲んだり食べたりゆっくりしてしまった。そしたら、今日カヌーをする予定の中綱湖に集合していた先輩から電話があり、遅まきながらそちらへ向かう。雨がパラパラ降っているのでズボンの上に合羽を着た。今回の為に買った靴は防水も効いているらしく、全く濡れない。シフトのフィールもなかなか良い感じ。いい買い物をした。中綱湖についてカナディアンを1艇おろして順番に湖へ漕ぎ出す。風がないので滑るように進んでいくのが気持ちいい。今日はちょこっとで終了して、宿泊先のカナディアンビレッジ「モントリオール」へ向かった。
ここが宿泊先のコテージ。このようなログハウスが15棟くらい並んでいて、今回は5棟を借りて泊まった。ここは大町温泉郷も近く、また大町の市街地にも車ですぐに行けるし、夏は安曇野や黒部方面、冬は青木湖や白馬方面へスキーに行くベースに使うのもいい。ログハウスは清潔だし、外にはそれぞれBBQが出来るようなあずまやのようなスペースもある。ここ3年、続けて宿泊しているお気に入りの宿なのだ。夜は皆集まってのBBQ!今夜も豪華食材&ビールサーバー他アレコレで腹一杯。今日はバイクにカヌーにBBQと一日楽しみっぱなしの日でした(^^♪こんなんでいいのだろうか??

2006.9.17 万水川〜犀川

今日は10時に宿を出て、豊科インター近くにある運動公園の脇から万水川にエントリー。今日は全部で4艇。昨日使ったカナディアンに加え、インフレータブル(空気で膨らませるタイプ)2艇、シットオントップ(海用のカヌー)1艇。手前にあるインフレータブルは最近先輩がヤフオクで6000円ちょっとで購入したもの。これを先輩から買い取る約束をしているのだが…。黄色のインフレータブルに比べて生地が薄く、カヌーの形をしたゴムボートと言った感じ。大丈夫だろうか…。これに小生と3つ上の女性の先輩が乗ることになった。出発前に黄色のインフレータブルの空気漏れが発覚!簡易補修するが大丈夫だろうか…。心配事が多いが、それもまた楽し。
万水川を下って行くと、大王わさび農園の水車小屋のある川と合流する。そこで、そっちの川の方へ行って、50mくらい川を遡るのだが、そこが大変!普通のカヌーでも大変なのに、今回乗ったのは進みが悪く、漕いでも漕いでも前に進まない(>_<)これでもか!ってくらいの勢いで漕いでるのにぃ(@_@;)水車の横から観光客のオバちゃんに「頑張れ!」と応援されちゃいました(^^ゞ 駐車場に上陸してから、わさび農園の中で昼食。蕎麦とコロッケ、ビール(^^♪昼食後、黄色いインフレータブルの空気漏れ補修を再度簡単にして出発。水は今までで一番キレイ(^^♪ここから先は鬱蒼と茂った木々の中をさーっと下り、大きな犀川へ合流し、ちょっとヒヤヒヤしつつも無事に上陸ポイントへ辿りつきました(^^ゞ

2006.9.18 大町〜東京

予報では台風が日本海側に来ているようだ。長野の予報は曇り時々雨だが、東京は午後から晴れるらしい。10時チェックアウトながら、混むのを嫌って早朝に出発した家族もいましたが、僕はバイクだし、白州でサントリーの工場へ寄ろうと思っているので、10時丁度に最後に出発。いきなり雨がパラパラ降っているが大した雨ではない。豊科インター近くでは雨はやんでいたが、←のようなどんよりした雲が行く手に待ち構えていました。今日は147号は通らず、北アルプスパノラマロードという高瀬川、犀川の横の快適な道を使い、インター付近から19号に出ました。あとは来た道と同じ。
行きに寄れなかった諏訪湖に寄ってみようと思い、20号を少し外れて湖岸の道を探してみました。本当は反対側に行きたかったんだけど…。この辺では雨はやんでました。しかし、この先、白州が近付くとまたパラパラ降り出し、合羽を脱ぐタイミングが難しい。しかも、行きはかなり寒かったが、帰りは台風の影響か結構暑くて、こりゃ甲府盆地や東京はかなり暑いだろうな、と思わせる気温でした。
白州のサントリー蒸留所内。蒸留している所。見学はツアーに入らないと出来ないけど、3つのツアーがあって、時間も30分おきくらいにあるし、無料です。50名くらいが、ガイドのお姉さんに付いてゾロゾロ。中は広いので他の建物に行く時はバスを使います。去年は時間がなくて入り口までだっただけに、念願がかなった感じ。見学ツアーは工場見学30分と試飲30分の計1時間。他のコース(ミネラルウォーター工場の見学など)は多少時間が短いようです。
これは長期間使って風味が落ちた樽を再度風味が出るように内部を燃やす「リチャー」をしているところ。1回目に焼くのを「チャー」というので「リチャー」です。最初は染み込んだアルコールが青い炎を立ててますが、やがで右のように盛大に燃え上がります。こんな燃えて大丈夫なの?と思いますが、このあと職人さんがこの炎を一瞬で消してみせました。
見学ツアーが終わると、最後はお楽しみの試飲会場。しかーし、ドライバー&ライダーにとっては試練の我慢会場。今回はウイスキー「白州」と「北杜」のハイボール割りと工場内で沸く水を詰めている「南アルプスの天然水」を使った水割り。でも、飲めない人&飲んではいけない人向けには「南アルプスの天然水」と「なっちゃん」、「伊右衛門」が用意されてました。何度もガイドのお姉さんの目を盗んで飲もうか?と思ったけど、結局強靭な?自制心をもって飲んだのは水とお茶だけにしておきました(T_T) ここの横には有料で試飲が出来るBARもあり、一度誰か飲まない運転手と来て見たい、と思いましたぁ〜(切実に)。
お土産に(自分の)ここでしか買えない「白州蒸留所」というシングルモルトのシリアルナンバー入りのと、「白州蒸留所 樽出原酒10年」というウイスキーを購入しました。バイクなので、あまり積むスペースがないし、もう所持金が少なくなっているのでした(^^ゞ

蒸留所敷地内のレストランで、遅めの昼食。試飲が終わったのは2時で、その後買い物してようやく。「白州夏野菜のカレー」。ご飯の上にはいちじくのウイスキー風味が乗っていました。

蒸留所は美味しい水が湧くだけに、こんな感じの森の中にあります。(入り口は20号沿いで分かりやすいですよ)。入り口付近にはバードサンクチュアリも設けてありました。

3時前に蒸留所を出発。韮崎の辺りがガソリンが安かったので給油。行きに松本で入れてからここまで196.6km。燃費は29.5km。どうしても30は超えないらしい。その後、甲府盆地に入るが、甲府市内は結構混んでいて、高速に入ればヨカッタ。しかし、その後はインターで渋滞情報が出ていたので、結局相模湖まで下道で行って、高井戸まで高速を使って帰ってきました。甲府辺りからはやはり暑かった(^^ゞ