'04年もて耐
〜トラブル続きながら…〜
日時:2004年8月20〜22日 場所:ツインリンクもてぎ フルコース 参加:168台 マシン:’02SUZUKI GSX−R1000 第1ライダー:タッキー 第2ライダー:自分 第3ライダー:シローター |
’04年もて耐に向けて… 前年のもて耐までは、タッキーは自分のチーム名「ビッグロードRT」を名乗っていましたが、実質チーム員はタッキーとタクちゃんしかいない状態で、もて耐の際は毎度メカニック&ヘルパーを集めるのに苦労するし、寂しいので? ’03年もて耐が終わった直後、タッキーはバナナボーイズRTに入る宣言をした。そこで、今年はバナナボーイズRTからのエントリーとなった。いつも乗せてもらう立場の小生はただそれに従うのみ。しかし、メカやヘルパーが大勢いるのはやはり心強い。しかも、エントリーの際に行ったミーティングでは事前に何回かタイヤ交換の練習等も企画され、決勝出場を睨み、準備を着々と行うことになったのであった。 |
公開練習… いつもように(お金がないので)公開練習1回目をパスし、2回目のみ参加。今回のチーム監督♂56さんから、予選通過を心配するメールが届く…。確かに、昨年のもて耐以来サーキットどころかバイクにすら乗っていない。今までは、久々に走っても結構タイムが出てはいたので「大丈夫です」というメールを返すものの、走ってみるまではやはり少々不安。今まで大丈夫でも、毎年確実に歳は取っているのである。乗れない分は、腕立てや自転車によるトレーニング(自転車は日常の足でもあるので)をしつつ、暑さに慣れるためクーラーを使わない等の努力?をするが…。 そして2日間の練習の内の1日だけ走る。今年も第2ライダーのため、予選タイムアタックがある。監督に返したメールには「公開練習で8秒台、公式練習で6秒台、予選で4〜5秒台と考えています」と豪語?しただけに、少なくとも8秒台は出さないと(^_^;) しかし、走り出すと、どうもフロントに接地感が全くない。サスセットがオカシイのか?何だか良くわからんが、久々なのでそう感じるだけなのか…。しかし、5〜6周した時、5コーナー(昨年転んだとこ)で、また同じようにフロントから(何でもないスピードで)転んでしまった(>_<) しかし、今回は「もうマシンは壊したくない!」という思いから、ハンドルにしがみつき、跨った姿勢のまま膝を思いっきり路面に擦りつけ、人間バンパーと化して車体を守るようにした(^_^;) その甲斐あって、マシンは何とか擦り傷のみで済んだ。ピットに戻り、フロントがオカシイという事を皆に告げ原因を探る。自分としてはサスがオカシイのでは?と思っていたが、どうもタイヤが磨耗しきっているせいらしい。タイヤは昨年のもて耐で使った1年熟成品。見るとサイドがかなり減っている。タイヤは昨年のもて耐で使ったものしかないが、もう少しマトモなものに換えることになった。 そして、タイヤを換えて次の走行枠を迎える。メカで手伝いに来てくれていたバナナのぐんそ〜が「8秒台出さないと飯抜きですから」と鬼軍曹のような事を言う(^_^;) しかし、走り出すと接地感が全然違う!今度はタイヤのサイドが手に取るように分かり、しっかり感がすごく伝わって来るのだ(^^)これなら大丈夫だ。と思って走っているとタイムはどんどん上がり、6秒5まで出た!これには自分でもビックリ。やっぱり俺って天才だな〜、なんて思いつつ?も、内心ホッとしていた。 ![]() ←タッキーの練習の走り。昨年来の調子悪さを引きずっている…。 |
公式練習… 今年も第1タッキー、自分は第2というのは変わらず。しかし、タッキーの不調も昨年から変わらない…(-_-;) よって、またまた予選通過が肩に圧し掛かってくる。そのため、まず1番に走らせてもらうことに。走り始めてから、徐々にペースを上げ始めたところ、数周目のヴィクトリーコーナー(最終シケイン)の入口で何かが外れ、右の踵に当たった感じがした。「ナニか壊れた!?」と思い、一瞬駆動系を疑い、クラッチを切ったりして下を見るが何も変化がない。???と思いつつペースを落として1コーナーへ入ろうとすると、なんだかリヤがやたら暴れる。「ナンダナンダ?」と思い、そのままゆっくり走って様子を見るが直線では何も起きない。しかし、どうもリヤサスがオカシイ、というのはわかりそのままゆっくりピットまで戻って「リヤサスおかしいよ!」と皆に告げる。早速タッキーがリヤサスを覗きこむと、何かオイルのようなものがベッタリ着いている。そして最初は気が付かなかったが、タッキーが「ああっ、何でこんなとこに落ちてるんだぁ!?」と喚いた。見ると、オーリンズの金色のリザーバータンクがポロリとスイングアームの上に転がっているではないか!なんてこったい!見ると、リザーバータンクのネジ込み部分が割れている。こんなところは転倒しても力が加わるような場所ではないし、何かが当たったような痕もない。どうして?と言っても、壊れたものは仕方ない。最初はノーマルサスを付けて走ろうか、と言っていたが、ノーマルは売ってしまったのか無く、東京まで新しいサスを買いに行く事に。買いに行くのは、今朝遅刻して皆に迷惑をかけたシローターが行くことになった(^^)/ メカのNBRさんが仲良くしているナップス練馬にTELすると、ちょうど在庫があるとのことで早速買いに行く事に。最後の走行に間に合うかわからないがとにかく急げ! 最後の練習の前には車検も受けないといけない。サスはシローターが彼のオンボロハイエースに鞭打ってギリギリ間に合った。何とか時間ちょうどくらいに車検場に行くと、太ったネーチャンが「もう時間だからダメです」という。前の組が並んでいたので、後ろで待っていたのに、そんなことを言われ頭に来たので「時間ちょうどぢゃないですか!」と文句を言っていると、物分りの良さそうなオジさんが来て「いいよ」と言ってくれた。これだから融通のきかない女はヤダ。ああいうヤツきっと皆に嫌われてるんだろうな、などと勝手な想像をしつつ車検をパス。 そして、とりあえずサスの慣らしを兼ねて走る。前に使っていたのは実はGSX−R750用のを1000にも使えるように改造してたが、今度は最初から1000専用だ。そのせいか、車高がかなり下がった。しかし、さすがに専用は違う。リヤにかなりしっかり感が出るようになった。しかし、セッティングはまた1からやり直し。これで、またまたいつものパターンだ…。 ←壊れたリヤサス部品。破断面がわかります。 |
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←タッキーからシローターへ交代!今回は問題無し。
←877(バナナ)ポジション-28! |