このホームページについての説明です。
レスキューチャレンジ
世界的なロボット競技の一つに、日本が発祥に地であるロボカップがあります。このロボカップには、ジュニア向けのロボカップジュニアというカテゴリーがあります。

その競技会の趣旨は、次の通りです。

『ロボットの設計製作を通じて次世代のRoboCupの担い手を育てる、それがロボカップジュニアの目的です。 技術や科学は、わくわくする心から発展していきます。ロボカップジュニアのカリキュラムでは、ロボットの設計、製作を通じて子供達の好奇心や探究心を引き出し、次世代のリーダーとなるための基礎を身につけられるようになっています。』
( ロボカップ日本委員会 公式ホームページより抜粋)

具体的な競技内容は、一言で言えば「ライントレース」です。これは、白い床面に貼られた黒いビニルテープをたどって進み、その速さと正確さを競うものです。そのために最低限度必要なセンサは、黒いラインを見分けるための赤外線センサと、障害物を発見するためのタッチセンサの2種類です。

赤外線センサは、肉眼では見ることのできない特殊な光 - 赤外線- を床面に向けて出し、その反射光を受けるものです。競技会では、被災者に見立てた2種類の人形のマーカーがコース上に貼られます。アルミテープを使った銀色の被災者と、緑色のビニルテープを使った緑色の被災者です。銀色の被災者は、赤外線センサでも容易に検知できますが、緑色の被災者は???です。

タッチセンサは、文字通り直接障害物に触れることで検知するセンサです。競技エリアの壁であったり、コース上に設置された障害物(倒壊した建物や路上に散乱するガレキなど)などを検知するのに用います。コース上の障害物を避けて進み、再びコースに戻るにはそれなりの難しさがありますが、赤外線センサよりは扱いが容易です。

実際のコースでは、直角コーナがあったり、ラインに最大で30cmの切れ目(ギャップ)があったりして、単純なものではありません。また、競技台は1階・2階の複層構造になっているので、最大斜度25度の坂道を上らなければなりません。レスキューチャレンジの難関の一つです。力が足りずに上れないロボットもあるほど、ロボットにとっては難所です。2007年度より、2階のエリアにはラインがなく、2階に入ったロボットは出口を探し当てる必要があります。しかも、障害物を避け、被災者を発見しながらそれをおこなうのです。プログラムの腕の見せ所と言えます。
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